崩れ掛けた砂の城
崩れてしまいそう掻き立てられるように心をくすぐられるまたは引っ掻かれるような不快感
どうしようも無い虚脱感不安感
人に出会う拒絶反応外に出る拒否感
何かが足りない心の欠落感
親を憎みたくても憎めないなぜならそこに愛があって僕を責めるから憎めないだから自分を否定、嫌悪、蝕むことしか出来ない結局行き場を失った怒り悲しみは自分を蝕んで何事にも対する虚無感(興味の欠如)に終着する
ああ心が壊れきれたらどれだけ楽なことだろう
壊れきれない心は永遠の不快感が滞り心が崩れかけようとすると途端に揺れ始めどうしようも無い
不快感、悲しみ、欠落感の波が押し寄せては退いての繰り返し終わらない苦しみに対してどう抗えばいいと言うのだ、この気持ちを吐き出す相手はおらず嫌うことの出来ない相手僕の心の行き着く先は自己嫌悪あるいは自己侵食とも言える自分自身を傷付けることしか出来ない終わりのない迷宮入り......
そんなどうしようもない日々を僕は生きて行く