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イリス漁業連合 航空母艇 『前龍驤<ぜんりゅうじょう>』 諸元(計画時)

菱川重工廠製 イリス漁業連合所属 鳳翔級航空母艇 前龍驤<ぜんりゅうじょう>

(HHI IMR Aviadilŝipo Ryŭjoŭ-MalKai)

====


# 航空母艇 前龍驤<ぜんりゅうじょう> 要求計画

用途:古代戦艦イリスヨナに随伴し艦載機予定『秘匿航空艦船4A』を積載および発艦させ、対空防衛に資すること


## 要求計画 初校

※古代戦艦イリスヨナより下知された内容

『航空艦船『翠玉』『桃音』が離着艦できる空母が必要なのでは?』


## 要求計画 改訂2校

※択捉計画担当責任者および作戦部長が上記発言から翻案したもの

30日の作戦行動に帰港修理なしで耐えうること

その中で1回以上の戦闘行動が可能なこと


諸元はこれを下限とする。

艦載機 10機

飛行甲板長 140m (艦載機『秘匿航空艦船4A』を離陸せしめること)

牽引時速力 40km/h (艦載機『秘匿航空艦船4A』を離陸せしめること)

艦載機8機が連続発艦可能であること

格納庫内に8機を格納可能であること

庫内にて艦載機の整備作業が可能であること(艦載機をすべて艦内収容できる必要はない)


# 航空母艇 前龍驤<ぜんりゅうじょう> 設計


## 諸元(計画時)

※諸元は計画値であり建造中に変更がありうる

全長 230m

飛行甲板 210m x 29m

エレベータ 1機(飛行甲板中央)+ 3機(吊上げ式簡易舷外エレベータ)

主機・動力 無し

ボイラ 液化木炭燃焼缶 2缶(副発電用)

最大速力 50km/h (※牽引速度における船型および構造上の限界)

乗員 約400名

搭載艇 10隻

艦載機常設 18機 + 補用機 6機


その他

下向き煙突 1本

飛行甲板端舷外艦載機マウンタ 8箇所

艦載機等積載用側面クレーン 2機(左右)

潜舵式船体動揺安定装置

強制制動装置類(後部制動用碇・舵リバーサ・水中投入パラシュート等)

艦載機吊下げ式格納庫(開放式)

飛行甲板下艦橋(無艦橋フルフラット甲板)

航空燃料格納庫

デイジィチェィン式牽引挺 2隻(無人牽引索拘束具錘)


### 備考1 艦載機予定『秘匿航空艦船4A』

菱川重工廠製 イリス漁業連合所属 翠玉試作4号機型 試作高速観測機『桃音<ももね>』

(Suigyoku Mark.4 Test Type Momone / Attacker)

離陸滑走距離400m

合成風力40km/hで140m(推定値)


### 備考2 原典 大日本帝国海軍 航空母艦 龍驤<りゅうじょう> 諸元(抜粋)

全長 180m

飛行甲板 158m x 23m

エレベータ 2機(飛行甲板上)

主機 2機2軸

定員 約900名

艦載機常用 36機 + 補用機 12機


## 設計概要

『発艦可能とする以外は純然たる航空機のCarriarに徹する』

という思想による設計。


実用性が疑わしくなるほどの極端な割り切りにより、工数・価格・建造期間・要求技術レベル・乗員数・訓練期間、を大幅に削減。

建造経験のない史上最大の大型人造艦船かつ新艦種を、1年後の聖竜祭までに確実に建造・就役し戦力化するという厳しい要求に答える。


着艦すらも運用では理想的状況を除いて諦めるところまで設計思想を徹底。

機動は古代戦艦イリスヨナで牽引するのみ。


動力主機を完全に省く。

ボイラも予備扱いで最低限。艦内設備は電動を主として、その電力も古代戦艦イリスヨナから曳航索で給電する。

武装も持たない。


また荒天時可用性・防御力・耐用年数についても要求に含めない。


諸元はすべて古代戦艦イリスヨナ防衛のため、完全に『竜皇国において自衛航空戦力の展開が可能であること』を主眼として策定された。

だが表向きは、中央竜皇国で開催されるエアレース(飛行機競技大会)に参加する機体を運ぶための『牽引式輸送挺』として、建造目的は欺瞞される。

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