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握りつぶすよ田中くん!!!  作者: 夏木立
1/1

中田くんだったね(笑)

 ふふっ。ついに伝説の力を手に入れられるのか。そう思うとつい、にやけてしまう。つい先日、そのチート級だとか一人しか、手に入れられないだとかという力の在り処を知ってしまった私は洞窟を素早く走ってゆく。なんだか、今まで敵に怯えて過ごしてきたがそんな力を手に入れてしまっては怯えるなんてことを忘れてしまうのかもしれない。ふふ、ついにやけてしまう。にやけが止まらない。私の足音と微かな笑い声が洞窟に響く…。


 私は冒険者だ。魔法を使う、言わばウィザード。そこまで強くはないが。仲間のおかげでなんとか一人でも小型ドラゴンの討伐くらいはできるようになった。小型と言って雑魚いわけではない。と私は思っている。私は。未だに覚えた魔法の数は5つだ。なんて、自分の紹介を終えたところで伝説の力とやらを拝見して、奪い去ってやりますか!

「あ。」

第一声がこんなにも情けないものになるとは、私も私の前にいるこの男も思っても見なかっただろう。

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