顧問と愉快な仲間たち
「……とゆう訳で写真部に入部希望者のお2人さんでーす! みんな拍手!!」
すごく、ノリノリな先輩に迎えらた私たちはちょっと、ひき気味になった。
「えっと、藤宮 薫子です。写真は未経験です。よろしくお願いします」
「本郷 理華です。私も写真は未経験です。よろしくお願いします。」
理華ちゃんが言い終わってからもう一度2人でお辞儀をした。
「嬉しいよ! うちらの初めての後輩だよ。うちの部活は2年生がいないから、存続の危機だったんだよ」と部長らしき先輩が言う。
「もう、あたし達3人しかいないから去年から『写真部』じゃなくて『写真同好会』なんだよね〜」
「同好会なら人数制限無いからいいよね。でも、とりあえず歴史ある部活だから続けたかったんだよね」
先輩方3人で写真部の話をしているのを聞いた。途中、お茶菓子をすすめられたが断った。
普段の写真部の活動は、写真撮影かこうしてお茶会みたいな事をしているらしい。
「お前ら、まだアフタヌーンティーしてるのか? そろそろ、ちゃんと体験活動させろよ」
「「はーい」」
「そうだ! 改ましてうちの同好会の顧問を紹介します! 藤原 滉介先生です。独身、生涯彼女なし、26歳です」と、部長さんが冗談を交えて滉介先生を紹介した。
「独身と生涯は余計だ。俺だって、彼女いた事あるからな」
「「えっ?」」
先輩方が声を揃えて疑った。
先生たちが面白いやり取りをしている合間に理華ちゃんが「やはり、写真部面白そうですね?」と言った。
「そうだね」
いつも、短くてすみませんね(汗)