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あの恋は散りゆく花の如し  作者: 女武将信長
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これまでの人生

私の名前藤宮(ふじのみや)薫子(かおり)。今年の春から高校1年生。名前のように華やかではない私のこれまでの人生はとても、陰湿なものであった。


私の名前に茶々を入れる者もいれば、私の持ち物にイタズラをした者もいた。私がライトノベルを読んでいると私の趣味を否定する者もいた。いつ、私が悪い事をしたのか判らずそのまま人間不信になりかけている。人生の大半はその人たちのせいで崩れた。いや、最初からこうゆう人生だったのかもしれない。


どっちの道、私はその人たちと離れる為に必死勉強して、県内有数の進学校に進学した。しかも三本の指に入った。


『これで、別れられる』 『もう、いじめられない』そう思った。嬉しくてたまらなかった。母は合格を知らせる掲示板の前で嬉しさのあまり、泣いてしまった。


無事に卒業式も終わり、家からは遠いので寮に入る準備も終わった。あとは、普通の私で入学式を終えれば大丈夫。全てが報われる。



入学式から1週間後。稲妻に打たれたような出会いがあるとは思いもよらなかった。あれは入部体験の時────

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