表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

「あー、疲れた」

ボスッと音を立てながら、青年はデスクチェアの背もたれに寄りかかる。いたるところに洗っても取れないしみ汚れがついていて、年季が感じられる。


「明日提出の課題は終わったし、そろそろ寝るか」

開けていたパソコンを閉じ、青年はベッドの中へ入る。冬が近づいているこの季節では、布団の中は冷たいが、青年は臆せず頭を枕へつける。どうせすぐ、自分の体温で温かくなるだろうという心持ちだ。

そのまま青年は、普段通り、睡魔の波へ呑まれてゆく。


彼は、とある地方の国立大学3年生。今を全力で楽しみつつ、将来をどうするのか悩み始めている年頃だ。大好きなことを仕事にしていきたいとは思っているが、世間はそんなに甘くないことを知っている。


彼の名前は栗原拓海(くりはらたくみ)

この日を境に、忽然と姿を消した青年の名だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ