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死んで  作者: さめ
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死んだ

 父は蒸発、母はストレスで危ない薬に手を出した、そのせいで殴られるなんて日常茶飯事。やばい時は指を折られた。それでも病院なんて行けなかったし手当なんてしてくれなかった。その時は私が甘えてるだけだと思ってた、みんなは分かってくれなかった、時々機嫌がいい時に買ってもらえるお菓子は特別美味しかったし、母が幸せそうな顔して寝てたらなんでも良かった。そんな気持ちを私は否定された。「私の家ではいつもお菓子でいっぱいよ」「私が笑うと家族も笑ってくれるわ」この怒りはあの子に向かったわ。

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