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警察署訪問編

揺られ揺られて自宅から此処まで小一時間ほどだろうか。

思ったより時間が経つのを早く感じつつ、警察署に着いた気がする。

一度、ネルが愚図ったので飲み物を買う為に近くのスーパーマーケットによってもらったので車に乗っていたのは実質40分程。

初めて街に連れ出すことになってしまったけれど、厳しく言いつけておいたと、今のところは興味を引くものが多いからかネルは異能の力を勝手に利用はしていない。

とりあえず、イースタンの坊ちゃんの家に着いた後は外に出さないようにすれば事態は悪化しないと信じたい。

まぁ、その前に今の問題はネルを受け入れてくれるかどうか、というところではあるが。

彼の「大丈夫じゃないか?」という言葉も少し引っかかってはいる。

結局あの後、彼は電話で確認を取らなかった。

ネルのことを話さないまま連れて来てしまったが、此処で断られるとネルがマズい方の意味で愚図るかも知れない。

断られた時の事を想定して動くしかないか。

ガチャリと扉が開けられる音がした、彼が扉を開けてくれたらしい。

これは優しさなのか、犯罪者と同じように見られているのか。

彼の方をちらりと見上げると、「降りろ」とだけ伝えてくる。

彼の表情から心境を読もうとするが、朝からいまいち読み取れない。

意図して心を殺しているのだろう、からかって元気を取り戻そうと思ったがダンマリを決め込んでしまったし。


「ネル、暴れずに大人しくするんじゃよ。」

とネルに本を二、三冊渡しながら取り敢えず、私は促されるままに車外へと足を踏み出した。

続いてネルも出てくる。

チラリと表情を伺うと嬉しそうな顔でこちらを見ているのを見るにどうやら大人しくする気はあるらしい。

そのまま、彼が扉を閉める。

昨日も通った入口を通り、二重構造の自動ドアを通ろうとして気づく。

二枚目ドアの奥に署長になっていたファルシオンが立っている。

自動ドアが開き、空の目の前に立つと恭しく頭を下げられる。


「お待ちしておりましたシガレットさん、どうぞ此方に。」

そう言い、手を右側の階段に向かって差し出すと彼が先導を始めた。

昨日も言ったつもりだが、一署長がそのような行動を取っていては部下に示しが付かないんじゃないだろうか。

小さい頃から彼のことを知っているとはいえ、だ。

まぁ、特別扱いは悪い気分ではない。

私は彼の後ろについて歩き出す。

気づけば彼、シス警部の方が最後尾になっていた。

署長の揺れる頬肉を見て突きたくなる気持ちを抑えながら、大人しく階段を上り、少し良い作りの扉の前にたどり着く。

見ればそこには小さく「署長室」と書いてあるプレートがはまっていた、

なるほど、此処ならどのような話であれ聞かれる事はあるまい。

招かれるままに署長が開けた扉の中に私が入ると小さな足音の後に背後から閉まる扉の音が聞こえた。


「シガレットさん、お話はそこのシス警部から聞かせていただきました」

そう言いながら既に椅子に座っていた彼は、少し豪奢な感じのする黒檀の机の引き出しを開き、中から何かを取り出し机の上に置いた。

「私の家の鍵です、もし手狭であればお伝えください。改築でもなんでも致しますので。」


「いや、普通に暮らせるサイズの部屋を一つ借りられればそれでいいんじゃが…」

そう彼に話しかけると彼はぶんぶんとかぶりを振った。


「そういうわけにはいきません、一応1番大きな居室を御用意いたしましたが、何か問題があれば本当におっしゃってください!

 …ところで先ほどから気になっていたのですが、そのお子様は?」

そう言いながら彼がシス警部の方に鋭い目線を向ける。

後ろで何かが縮み上がる気配がする、本当に大丈夫なのだろうか。

ネルは静かに本を読んでいる、読んでいる間は非常に静かだ。

訝しげな目で見られて、言葉に詰まっているシス警部を軽く一瞥すると、彼は肘で私を突いた。

恐らく何か話せという事だろう、まぁ、ネルのことがキチンと分かっているのはこの場では私1人だろう。


「この子は、ネルと言ってな。」

そう言い、おとなしくしているネルの頭を撫でながら続ける。

「ワシが養っておる孤児みなしごじゃよ」

そう言いながらチラリと署長の方を見ると驚いたように此方を見ている。

「ただでさえ迷惑をかけると思ったから食料だけ用意して家に置いてこようとしたんじゃが、倫理的にシス君に止められてのう。」

大方嘘は言っていない。

魔女であるという事だけは伏せておいたが。


「孤児を...シガレットさんは本当に懐の深いお方ですね...」

署長が感心しているのを見て後ろから一息付く気配がした。

「私の家に着く前にはもう1人分の部屋等の準備をする様に言っておきますのでご安心下さい。

 それと、シス君にーー、これを。」

「は?」

手招きされたシス警部が、彼の方に歩み寄ると、彼は鍵を手渡した。


「話は聞いたから一台、手配しておいたよ。」

「何を...でしょうか」

「車だよ、パトカーのままというわけには行かないだろう。」

シス警部が茫然とした顔で彼を見ているのを見ると笑いがこみ上げてくる...が、驚いたのは私も同じだった。

捜査のためとはいえ、気軽に車を用意するものだ。

確か一台あたり新社会人の月給10ヶ月分とか謳っているCMを街中で見かけた覚えがある。

新社会人の給料が幾らかは知らないが、ほぼ1年となると割と辛いのではないかと思う。

まぁ、流石に中古車であろう。


「それにシガレットさんにも失礼でしょう、いつまでもパトカーなんかに乗せていては。

 本当は高級車を用意したかったけど残念ながら今回は至って普通の乗用車にさせてもらったよ。

 青い車で、一般車のところに止めて置いたから私の家まで乗っていってね。

 今の君はただの探偵ということになっているんだろう?」

「…はい、そうですね。」

ーー私の為でもあったのか。

予想外の言葉に少し面食らった。


「無理はするなよ、小僧。」

「無理だなんてそんな事ありませんよ、この程度で私が受けた恩は返せるものではありませんから。」

...今更ながら思い知った、私にとっては蚊を払う程度の内容でも彼は一生の恩を感じていたのか。

だから、シス君は大丈夫だと言えたのか、と。

相変わらずだ、41年前となんら私は変わっていないのだろう。

ーーー人の心の機微を、理解出来ていない。

だから私は不敵に笑う。

笑えば、誤魔化せるからだ。

「そうか、正直助かるわい。」

その言葉を引き出すのに暫く含み笑いをした。

「魔女」という言葉にも私は助けられているのかも知れない。

署長の顔が明るく輝き、机の向こうから近づいてくる。

この表情は小さい頃から変わっていない。

シス警部は私の後ろに引っ込んでしまったが。


「一応、小僧の家で泊まるに当たって何か注意事項などはあるかのう?」

そう聞くのは当然だろう。

当然なのだ、人として。

恐らく、私がネルの素性を誤魔化した様に、彼にも踏み入れられたくない場所、知られたくない事があるはずなのだから。

とある男の話では地下室に入るなと妻に言ったのに、妻はその約束を破り惨劇の跡を見て約束を破ったと男にーー殺されたんだったか、助かったんだったか。

そういう話があった覚えもある。

そこまで酷い話でなくても、彼にも見られたくないものひとつくらいあるだろう。


「いえ、私の部屋にも、ネルさんが本をお好きなのであれば書斎にも入っていただいて結構です。」

ーーーーだが、彼はそれすらもないと言い切った。

私は「そうか」とだけ呟くと、昔の様に彼の頭を撫でていた。


「小僧は本当にいい子じゃのう。」

彼は一瞬固まった後私を驚いた顔で見ていた。

「どうしたんじゃ?」

「いえ、」

そういう彼の声は震えている。

「その...魔女様に...在りし日の様に撫でられるのが...」

「いい子の頭は撫でるもんじゃろう?」

その目には薄らと涙を浮かべていた。

そう言えば、彼を遠く昔に助けた日もこの様に頭を撫でていた気がする。

その時は恐怖による涙だったが、今回のは如何なのだろうか。

様々な表情が入り乱れている様にも見える。

嬉しさ半分、悲しさ半分、其処に何かがブレンドされているかの様な表情だ。

「その...すいません、魔女様。いい歳して部下の前で頭を撫でられるのは..その...」

そう言えば、シス警部が背後に居たのを忘れていた。

撫でる手を止め後ろを見る。

そこには完全に固まっているシス警部の姿があった。


「おお、すまんすまん。」

「魔女様にとっては、私は何時までも子供の様なものなのですね。」

そう言いながら、彼が笑う。

私もつられて笑ってしまった。


「さて、シス警部。」

固まっていたシス警部が目に正気を取り戻し敬礼をする。

相変わらず多彩な動きをするものだ。

「君には期待しています、シガレットさんの協力があるので問題ないとは思いますがーーー誤認逮捕などしてはいけませんよ?」

誤認逮捕と言う所に力が若干入っていた様に感じるが、まぁ昨日の一件があるなら当然の忠告な気もする。

シス警部はシス警部で再度背筋を伸ばし敬礼し直す。


「それと、余計ではありますが警護に2人ほど用意しておきました。」

「警護ですか?」

署長が肯く。

「御嬢様という事であれば警護の人間の1人や2人必要でしょう。私も小さい頃は付いてましたしね。」

...なら何故あの日は1人で外部森林までやって来ていたのだろう。

詳しい年は覚えていないが、あの年だと子供としてみられていなかったのだろうか。

シス警部が納得したように首を縦に振っているのを横目で見ながら、そんな事はどうでも良い事だと結論付けた。

「…では、行ってよろしい。くれぐれもシガレットさんに迷惑などかけぬようにね。」

扉を先んじて開けるシス警部を署長の鋭い瞳が射抜いているのを見て苦笑する。

背筋を震わしている様は気の毒だが、まぁ仕方ないのかも知れない。


ネルの後ろについて外に出るとシス警部がゆっくりと扉を閉め、大きく息を吐いた。

先ほど登ってきた階段を降りながら、シス警部にねぎらいの言葉をかけることにする。


「お疲れ様じゃったのうシス君、まぁ何はともあれこれでーー。」

「ああ、お前の作戦が当たれば犯人逮捕になるわけだ。」

「そしてお主は、ワシから情報を手に入れられる。」

彼が頷く。

階段を下り切ったところで金髪の優男が私達に近寄ってくる。


「…初めまして、お姉さん。

 昨日見た時から声をかけようと思っていたんですがーーどうですか?今晩俺とホテル行きませんか?」

ーー非常に雑なナンパともいえない何かを警察署内で警察官にされた。

恐らく人間が生きる長い一生の内この状況に会えるのは数万人に一人程度ではないだろうか。

しかも魔女ともなれば全世界で一人かも知れない。


「ほてる?ほてるって何?」

ネルが余計なことを純粋な目で聴こうとしている。

優男はしゃがみ目線をねるに合わせると、

「ホテルっていうのはね、男と女が愛を育むばーー」

とてもいい笑顔でそんなことを話す優男の言葉にハッとした表情で呆然としていたシス警部が私とネルとナンパ男の間に挟まる。


「なんすか、せんぱーーー」

そして、裏から髭を蓄えた筋骨隆々の警察官が出てきて拳で頭をぶん殴った。

「フレッチャーお前は何時もそうだな、そろそろ留置所にぶち込んでやろうか?」

「スードラ先輩!暴行で訴えますよ!?」

「それならお前は軽犯罪法違反と迷惑防止条例違反だな。そこのご婦人の言葉によってはストーカー規制法も入るかもしれんぞ?

そうなると留置所じゃすまんな。」

そう言うと、スードラと呼ばれた警官がフレッチャーと呼ばれた警官の頭を掴んで無理やり下げさせながら私に頭を下げてきた。

ネルが笑っている、言葉の意味は分かっていないのだろうが、良い趣味をしている。


「シガレットさんですね、不快な思いをさせて申し訳ございません。

 この度、署長より警護の任を受けましたスードラ・リムと申します。」

「フレッチャーです!是非一夜共にしましょう!」

もう一度スードラが拳を握るのを見てフレッチャーは反射的に体をすじっている。

「ちゃんと名前は全部名乗れ!

 それとナンパと変わらん内容をもう1度口にしたら口の中に手を突っ込んで舌を引っこ抜くぞ。」

そう言う間スードラの顔は真顔だった。

厳つい顔に野太い声だ、薄く焼けた肌、髪型もオールバックで威圧感は非常に強く感じる。

「フレッチャー・ストローンです...よろしくお願いします...。」

対して此方は妙に長いウェーブがかかった金髪に白い肌、青い瞳。

線は細いが全身に筋肉がついているように見える。

ルックスは良いだろうに勿体無い。


「よろしくお願いします。スードラさんにフレッチャーさん。」

笑いかけると、鼻の下を伸ばしている。

彼は彼でからかうと面白いかもしれない。

よく聴けば署内のあちこちで小さく笑い声や溜息が聞こえてきている気がする。

いつもの事なのだろう、警察署というよりもホームドラマの中のようだ。

「では、我々も後で支度してから合流しますので...シス警部、我が班の一員としてくれぐれも頼むぞ。」

「はい、スードラ警視。」

スードラの方がシス警部より偉いらしい。

警察署内での階級など私にとっては知った事ではないが、かしこまった態度を見るにそうなのだろう。

「行くぞ。」とだけ小さく声をかけられ、私はフレッチャーとスードラ警視の横を通りシス警部とネルと一緒に警察署の扉を潜った。

途中一瞬目配せをしてきたフレッチャーのウィンクが気になったが、曖昧に笑って誤魔化しておいた。

駐車場に出て周りを見渡すと、確かにパトカー以外に来客用の駐車場らしき場所に青い車が止まっている。


「ちょっと待っててくれ」

そういうと、シス警部が一人で車の方に歩いていく。

確かめるためだろうか、運転席の方に到着すると、鍵を開けて車の中に入り込む。

少し間があったが、そのままエンジンをかけると車を動かし先程まで使っていたパトカーの横に車をつけた。

エンジンが止まり再び扉が開きシス警部が出てくると若干げんなりした様子だった。

一転ネルはキラキラした目で青い車を見ている。

対照的な二人を見ながら、シス警部に声をかけることにする。

「…どうしたんじゃ?」

何があったというのだろうか、ただ車に乗って此方まで来ただけのはずなのだが。

「…いや…。」

言い淀んでいる彼を見て首を捻る。

まぁ乗ればわかるのだろうが。


「まぁ、それより先に荷物の詰め替えだ。」

ああ、成る程。

そういえばパトカーにネルの荷物が積みっぱなしだった。

私自身は普段も物を持ち歩かないのでついつい忘れてしまう。

パトカーと青い車のトランクを開けて、シス警部がネルの鞄を入れ替えているのを見ながら私は車を見た。

傷一つないその車は綺麗なメタリックブルーをしている。

まるで塗り立てのようなその色は新車ーー。

成る程合点が入った。

私は疑念を解決するためにスモークのかかったようなガラスの中身をよく見てみる。

そこには、黒で誂えられたシートがあった。

いまいちよく見えないが恐らくは埃すら碌についていないのだろう。


「かっこいい車だね!シガレットー、早くのろう!」

荷物の積み替えが終わったらしく、コートの裾をネルが引っ張っていた。

楽しみで仕方がなさそうだ、このまま放っておいたら窓を破ってでも入っていきそうなくらいに。

「わかったわかった、ほれ。」

扉を開けてやると、中から独特な革の匂いが鼻につく。

こんなものを気軽にイースタンの坊ちゃんは買えてしまうのか。

何か今度お礼をしなければならない。

嬉しそうにネルが中に入っていくのを確認しながら、扉を閉め、逆側から私も中に入る。

先ほどまでとは違い張りのある革のシートはある程度の反発力と軽く背中を沈められるもたれ具合。

そして尻の下にあるクッションはそれなりの柔らかさで座るものの力を抜かせる。

思わず寝てしまいそうになる、よく出来たシートだ。

手と脚を組みながら体を沈められるところまで沈める。

ふと横をチラリと見ると、ネルが私と同じことをしている。

そして此方を見るとニンマリと笑いかけてきた。

そうこうしていると扉が開く音が聞こえシス警部が乗り込んでくる。

そして、運転席に座ると先ほど署長室の前でついていたのと同じ様に大きく息を吐いた。


「どうしたんじゃ、シス君。」

「…あー…そのなんだ、今の間だけでも色々ありすぎて頭の中が回ってねぇんだ。」

色々。

署長が玄関まで迎えに来て、署長室で釘を刺され、車が用意されていることを知り、警護が二人来ることを知り、その警護に自分の上役が居て、車を覗くと新車だった。

…まぁ、確かに色々ありすぎるし心労も凄まじいことになっていそうではある。

少し前に街中で声をかけられた時に言われたが、若者はこういう時に半端ないというのだっただろうか。

恐らく何かに対して半端ではすまないが元なのだろうが変な略語を思いつく物だ。


「まぁ、確かに色々あったのう。

 じゃが、本当にしんどくなるのはこれからじゃぞ?」

一応、ハッパをかけておく。

今はまだ前段階どころか1日で言うと寝起きとなんら変わらない状態だ。

この後、イースタン邸で話し合い、シス警部には噂を撒き散らしてもらわなければならない。

そして、今回の様な事件を起こす魔女のことだ。

恐らくーーいや、間違いなく殺し合いになるだろう。

そして、いの一番にシス警部が狙われる可能性が高い。

一応昨晩の間に仕込みはしておいたがーーさてどこまで通用するか。

わかっている、と言いながら小さくシス警部がため息をつきキーを回した。

「とりあえず署長の家に行くか…。」

などと小さな声で聞こえてくる。

まぁ、昨日から今日にかけて彼の人生の中では十本の指の中に入る程度の忙しさだったに違いない。


「おい、なんか買い出すものとかはないのか?」

シス警部はわりと気が回る方なのだろう、ところどころで声をかけてくれる。

町に入ってからも、トイレについて聞いてくれたり。

まぁその所為でネルが飲み物が欲しいとグズったわけだけれども。

「ワシはないのう、ネルは?」

「ネルも無いよぅ、シスは?」

私と同じ口調でシス警部に返しているのを見て内心笑う。

本当に(色んな意味で)いい正確に育ったものだ。

「…シスもねぇよ!」

律儀にシス警部がネルに返しながらアクセルをふかした。

そこは俺もでよかっただろうに、ノリが非常にいい。

私には厳しい態度で接しているが、本来は面倒見がいいのだろう。

ネルと一緒にいる時は頻繁にネルのことを気にかけてくれている。

小児性愛者である可能性も捨てきれはしないが、流石に無い…と信じることにしよう。



そして、私達は一路イースタン邸に向かうことになった。

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