きみのそばに
いつもひとりぼっちで泣くきみ。
ぼくのお腹に顔をうずめて、泣いていた。
だから、ぼくのからだにはきみの涙がしみこんでいる。
一度だけ、ぐるぐるまわる機械に放り込まれた。
片目が取れて、きみは大泣きしていた。
きみのことは目がなくったってわかるから、
ぼくは気にしてなかったけど。
きみは、いつからか笑うことが多くなった。
ぼくは、いつの間にか暗い場所にいた。
少し寂しいけれど、
でも、きっと、それで良いんだ。
きみが笑えているなら。
ひとりの夜に泣きそうなときは思い出して。
ぼくは、いつでもここにいるから。




