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クロストーク! 一方その後の鷹嶺さん。

これは、成園くんが踏まれたあとの、鷹嶺さん視点の番外編です。

 これでモヤモヤはなくなった、っと。

 あとは、ナルゾノくんは電話をかけることができるのかどーか、の話だな。ナルゾノくんにそんな勇気あるかねぇ、ないと思うけど。

 あ、でも、市外局番に気付かれたら……。

 かけてこなかったら、その時は――。



「みーちゃん、おかえりっ」


「うん、ただいま。あれ、しょーこは? 帰った?」


「薔子もトイレいくって、みーちゃん追いかけてった」


「――はまなす。私のこと、なんて誤魔化したの?」


「腹痛が限界だからトイレにいったんじゃないかなー、って」


「うち、そこまで品のない女に見える?」


「品とはなんですか?」


「敬語やめろっ、悲しくなるから」


「しょーがないよ、みーちゃんはオトコオンナだもの」


「怒っていい?」


「みーちゃんの冗談は冗談じゃなくなるからやめてね? そういえば、成園なりぞのくんをいじめてないよね? みーちゃんはすぐ手がでちゃうから」


「ダイジョブダイジョブ、そんなことしないって。踏んだけど」


「はっ!?」


「ナルゾノくんがスカート覗こうとしてたから、お仕置きをちぃっとね」


「へっ!?」


「ああ、ナルゾノっていうのは、自惚うぬぼれ屋のナルシストと成園くんをかけてんの。センスいいでしょ?」


「いや、違うよ!? そういうことじゃない――って!? もしかしてみーちゃん、そのスリッパの赤いのって絵の具とかじゃなくて――」


「うわっ、最悪。汚れてるし。また捨てなきゃダメじゃん」


「――みーちゃん。あたしは何も聞かなかったことにしとくね」


「ん?」



「ただいまー。みーちゃん、どこのトイレにいたの? 捜したよ」


「ごめんごめん、間違って職員用のトイレに行ってたから」


「職員用? わざわざ階段降りたの?」


「いやあ、限界迫ってて考えらんなくて……」


「ほら、下品」


「何の話?」


「何でもない(はまなす。ナルゾノの血ぃ、こすり付けるよ?)」


「な、なんでもなーい。帰ろっか」


「そうだね、帰ろ」



 薔子の笑顔はうちが守る。

 そのためになら、うちはこの手を汚したっていい。

 それがうちにできるつぐないだから。

こんにちは、白木 一です。


で!


こんな妄想まみれまみれの恋愛感情が空回り過ぎているツンデらない小説に興味をいだいてくださった読者の皆様、本当にありがとうございます!

感想もいただき、ブックマークもしていただき、情緒がすんごいことになっております。


それらのことについての感謝といいますか、私が遅筆であることの謝罪といいますか、ときどきこうして幕間のサイドストーリーを投稿しようと思います。

もちろん、本編とも多少絡ませたり絡ませなかったりしますが、こちらの方にも興味を持っていただけたら嬉しいです。

ちゃんと本編も進めます、もちろんです。


こんな脳内お花畑、恋愛脳の痛い気100%な作者の物語に興味を持ってくださり、まことにありがとうございます。

これからも、白木 一をよろしくお願いいたします。

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