終日
終わりとは突然やってくる。
終わりにも数々の種類は存在するが…
とある日…終わりの日…
なんと呼べばいいのやら……
黒龍が珍しく自分から口を開いた。
いつもは私が夢の中で黒龍を探して、いつも私から声をかける。しかし、その日は違った。
「よぉよぉ…ハクさん…白龍さん♪」
その日は珍しく黒龍自身からこちらへ歩み寄ってきた。
「珍しいね…何企んでるの?」
あまりに珍しすぎた…疑う事は自然な事だ。
「邪険にしないでぇ。なーんにも企んでないよーっと」
「口調が明らかに変じゃない。なんなのさ」
眉間にシワが寄る。
「女の子が眉間にシワ寄せちゃダメだよ。それより今日はハクに重大発表がありまーす!!」
わーい!とはしゃぐ子供のように明るい声で話す黒龍。
「重大発表?なんなの?」
それと正反対な私。
「重大発表とは…………」
ニヤリと笑う黒龍に、何故か悪寒を覚えた。
その悪寒は正しかった。
「ハク…君には消えてもらいまーす!」
まるでイベントのように軽い口調で言う黒龍に
「意味がわからない…」
「意味がわからないって言われてもそのままの意味だよ!消えろ!」
直球的な言葉に戸惑った。消えろって…もしかして…私の体を黒龍に渡さないといけないの…
嫌だ…………………………………
そう思った…しかし、黒龍は容赦なかった。
まるでゲームのモンスターを倒すように私を殴り、蹴り、斬りつけた…
夢の中なのに痛みが体を突き抜ける…
とどめを刺す前に黒龍が私にこう告げた
「君のゲームはつまらなかった。だから俺自身でゲームを創り上げることにしたよ。ゲームを創る上で君は邪魔なんだ。どうせ俺の邪魔をするだろ。てなわけでサヨウナラ」
冷酷な目で見つめられそして…
私は死にました………………………………




