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リアル キール~デッド アイランド~  作者: タコ中
うみほたる島立中央総合病院
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18/68

記憶18 危険な美味しさ

頼斗と利之が5階まで上ると、和花と優衣が待っていた。


「お出迎えか?」

「違うわよ。自衛隊とか警察が一緒に飯を食べると、何か気まずい雰囲気になるから別の場所で食べるってだけよ」

「どこで食べるんだ?」

「3階のふれあい広場」

「4階は?」

「あれ?知らないの斎藤くん、一部の病院には4と9は余り無いんだよ」

「あー、4は「死」、9は「苦」だからか」

「そういうこと」

「んじゃ、私達は行くね」


和花と優衣は階段を降りていった。


「俺達は5階か」

「さっさと行きましょう」

「そうだな。腹がペコペコだ」


二人がふれあい広場に着くと、避難民がそれぞれ好きな場所に座り、カレーライスを食べていた。


「俺達も貰おうか」


利之は係員からカレーライスを受けとると、近くの空いているテーブルに座る。

頼斗はその向かい側に座る。


「頂きます」


二人はカレーライスを食べ始めた。


「ここ良いですか?」


すると、カレーライスを持った亜理砂が居た。


「良いぞ」


亜理砂は頼斗の横に座る。


「頂きます」


亜理砂もカレーライスを食べ始めた。


「一体救助はいつ来るんでしょうかね?」

「さぁな」


利之は黙々とカレーライスを食べていた。


「おかわりはあるのか?」

「無いですよ。丁度人数分しか作ってないので」

「マジか・・・」

「食べるの早いですね」

「そうか?」

「そうです」


利之は北エリアのビル群を眺めている。


「新聞社は大丈夫かな・・・」

「誰もいませんよ」

「そうだよな」


周りの人たちも食べ終わって、自分の病室に戻っていく。


「ご馳走さま」


亜理砂と頼斗もようやく食べ終わる。


「部屋にでも戻るか」


三人はふれあい広場から出る。

すると、ふれあい広場から出たところに優衣と和花が待っていた。


「お前らも食べ終わったのか」

「そうよ」

「何かあったのか?」

「ちょっとこれからについてね・・・」


5人は310号室に向かった。

310号室に入ると、パイプ椅子や、ベットに座る。


「話ってなんだよ」

「話は・・・ここから逃げようと思うの」

「はぁ?」

「ちょ・・・ここにいれば、救助がくるんだろ」

「多分、来たとしても生きてるのは数人くらいね」

「どうゆうことだよ!」

「自衛隊員が話してるのを聴いたの。「南エリアの救助で精一杯で、北エリアはまだ先になる」って」

「でも、ここは病院だぜ。食料だって大量にあるだろ」


和花は首を横に降る。


「何でだよ・・・」

「丁度、災害用緊急食料があったんだけど、消費期限の関係で、非常事態宣言の発令前に捨てたんだって、そして、業者を待ってるときに・・・」

「偶然が重なったの・・・」

「・・・んで、どうするんだよ」

「とにかく、永浜さんには話をしてあるから、明日か明後日には出れると思うけど・・・」

「そうか・・・」


ドンドン!


突然、310号室の扉が叩かれる。


和花が扉を開けると、女子中学生がいた。


「どうしたの?」

「友達が何処にもいないんです」


女子中学生は涙目で言った。








その頃病院内の一室。


「んー!」


部屋の真ん中で、セーラー服姿の女子中学生が椅子に縛られて、口にはガムテープが貼られていた。

その横では、男性が一人座っていた。


「もうそろそろ腹減ったし、食べますか」

「んー!」


男性は立ち上がると、女子中学生に近づく。


「まさか、こんなに美味しいとは思わなかったしな・・・」


男性は女子中学生の首もとに口を近づける。


「んー!!」


女子中学生は暴れだす。


「暴れるなよ・・・食いにくいだろ」


ガブッ!


男性は女子中学生の首もとに噛みついた。


ブチッ


男性は女子中学生の首もとの肉を食いちぎった。


「んー!!!」


女子中学生は痛みで目を見開く。

男性は出てくる血をすすり飲み始める。

もう、女子中学生はぐったりしてピクリとも動かなくなった。


「やっぱり、腕からかな?」


男性はロープを外すと、垂れ下がっている女子中学生の腕をつかむと、噛みついて肉を引きちぎって食べる。


「・・・他にも獲物は一杯いるしな・・・次は誰にしようかな?」


男性は不適な笑みを浮かべた。

ようやく残酷描写が出てきたよ・・・


感想待ってます。

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