記憶喪失1日目 l
やってしまった。
少し寝るだけのつもりが(お昼寝のつもり)が次の日になってる気がする。
誰も起こしに来てない?来てもらったのに起きなかった?
えっ!記憶はない、コゼットでもない、寝たら起きない...ダメな人すぎる!わたし‼︎
鈴を鳴らす?いや時間がわからないから鳴らさない。
ベッドから降りると、ふかふかな絨毯に足が包まれてとっても気持ちがいい。
「いい絨毯だな〜.....高級そう。家が立つかも?」
子供の部屋にそんな高級なもの置かないかな?いやこの部屋を見るととってもお金持ち?
まずい、まずすぎる。私には令嬢も悪役令嬢も男前令嬢もお姫様もできない!
一般人だから‼︎母さんと父さんに会いたい.....
考えると涙がまた止まらない..グス
大きな鏡だ。
鏡の前に立つと、ストロベリーブランドに透き通った水色の瞳色白(多分)。 パピヨンとアフガン・ハウンドのいいとこ取りしたような少女が鏡の中に。
これは世に言う超絶美女になる女の子なのでは?!驚いて涙も引っ込む
なんてこった! 膝とおでこが地面から離れないほどショック!
冴えない・モテない(彼氏いらない系)・両親大好きっ子・ついてない彼女が私になったらどう生きていけばいいの〜‼︎
無理だ、私には何もできなさ過ぎる!
...よし!何もできなそうだったら、できることを頑張ろ!
お部屋から出たくないグス
コンコンコン
「コゼットお嬢様失礼します」




