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人生ついてない彼女の転生スローライフ  作者: 春人


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22/24

記憶喪失5日目 l


コンコンコン

「・・はい」


「おはようございます。コゼットお嬢様」

ジーーーー

「...おはようございます。早いですね」


時計がないと不便だったから昨日時計を置いてもらった。

今の時間は6時15分。いつも起きてるのは大体6時30分。

いつも早いのにさらに早起きさせられるなんて。昨日早く寝ておいてよかった〜


「コゼットお嬢様が随分と早起きだと聞いていたので、わしも早めにきました」


なんで?寝起きの私が見たかったの?いじわる?


「いじわるですか?」


「フォフォフォ そんなことしません。診察の一環です」


ほんとに?診察の一環ってなに?寝起きの私の情けない顔で体調がわかるの?

5歳児だけど、一応レディーなんだけど、、、

...マリザが何も言ってないってことは、早朝寝起き診察がデフォルト?


「よく寝れたお顔をしてますな」


「はい。庭師のクマさんに会うので早めに寝ました。早く起きたので意味ないですけど」


たった15分だけど、されど15分!

大事。すっごく大事!睡眠大事!


「すみませんな。でも、安心しました。

5日前は怯えて泣いておられたのに、穏やかな睡眠と充実した日常を送れているのがよくわかります」


「マリザとセシルがそばにいてくれるので。

あと、やりたいことがたくさんあって忙しいです」


「いいことですぞ。

図書室に通われているとか」


「はい。少しずつ読むのが早くなってる気がして、楽しいです!」


時間に追われず読書を楽しむ。読んだら読んだだけ吸収していく優秀な頭。疲れない体力。今現在無敵です!


「よかったですな〜医学書などもあるので読んだら、わしと話しましょう」


医学書、、きになる。

簡単な治療とか応急処置はできるようになりたい。あと薬草についてとか勉強したい。


「薬草などの本もありますか?1番興味があります!」


「わしも昔読んだ本があるはずじゃから、薬草の本も高度医療本などがあるはずじゃ」


「今度探してみます!質問したいことがあったら質問してもいいですか?」


「もちろんじゃよ フォフォフォ」


話しながら脈をとったり心音を聞いたりしてる。頭と喉の奥も見てもらう。


「問題はなさそうじゃな」


「はい!元気です!元気が有り余ってます!」


「いいことじゃ」


先生はマリザとセシルに、笑顔が増えて元気に話されてるので問題はないだろうと言っている。


「今日は花を植えるんじゃたか?筋肉痛になるかもしれませんが、痛くても頑張って動いて、筋肉を動かしていきましょう」


確かに筋肉痛になるかも。だって今何にもしてないし。

でも対策が、頑張って動きましょう?動かないでじっとしてましょうじゃなくて?

でも、動かさないと毎回筋肉痛になるのは嫌だしな。


「がんばります!」


「いい返事じゃな」


15分ぐらいで終わった。なんだか話してただけな気がするんだけど...ま、いっか。

チャール先生も笑ってるし。大丈夫そう。マリザもセシルも笑ってる。問題ないならOK牧場だ。


チャール先生が出て行こうとしてるので、私もベットから出ようとしてると。先生が振り向いて聞かれる。


「そういえば、コゼットお嬢様」


「?はい?」


「何か夢はみますか?」


「・・・みます。大切な夢をみてます」


「どんな夢か聞いても?」


「覚えてません」


チャール先生の目を見て言いたくないとしっかり伝わるように。


「そうですか...また覚えてる夢があったら教えてくださいね」


チャール先生はマリザとセシルに声をかけて笑って出ていく。


夢は見るけど、誰にも言いたくない。いえない。

彼女の夢を見る。大好きなお母さんとお父さんがいつも笑ってて本当に幸せな夢。

私には関係のない記憶だから、誰にもいえない。

夢の中の彼女がいるから、私はしたいことができてる気がする。


「お嬢様、お疲れ様です」


「お着替えの準備できてます」


「ありがと!」


セシルが出してくれたのはシンプルなワンピース。


「・・ズボンとかないですか?」


「お庭に行かれるときはお着替えしてもらいます。

お兄様の小さい頃のお洋服を奥様が使っていいと言ってくださいました。」


「よかった〜。流石にワンピースで土いじりは嫌だったの」


「お任せください!」


マリザとセシル、3人の笑い声が響く。




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