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人生ついてない彼女が、幸せを掴むスローライフ  作者: 春人


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記憶喪失4日目《メイド》


「セシル!!お嬢様は」


「お休みになりました」


「今日は早いのね。いつもならまだ起きてる時間なのに」


奥様に話に行ってる間に寝てしまうとは思わなかった。セシルは就寝の担当は初めてのはず。


「問題なく入浴終わった?」


「終わりました。お嬢様は明日が楽しみなようで、とても楽しそうにされてました」


お嬢様が庭に興味あるのは分かっていけど、庭師のクマさんに会いたいと言うとは思わなかった。

園芸関係の本を読んでいたから気になったのかと思ったら、土いじりがしたいって言われた時は、驚きすぎてセシルと固まってしまった。

今まで特にお花に興味がある感じではなかったから、予想外だった。

本を読んで興味が出たのか。言い出せなかったのか。


「お嬢様が園芸に興味を示されて驚きましたね」


セシルも気になってるみたい。

「驚いたわね。奥様に報告と許可をいただきに行ったら、驚いていたけど好きにしていいと言われたわ」


旦那様の許可は奥様が取ってくださるみたい。

旦那様は奥様にとっても弱い。ご家族を愛しているが、奥様は別格だ。旦那様は奥様の言いなりだ。当たり前だが。


「土いじりの許可もいただけましたか?」


「ちゃんといただいてきたは。

危険がなくクマさんの言うことをちゃんと聞くことが条件に何をしてもいいと言われました。あとお部屋から見れる位置の庭なら好きにしていいそうよ」


「旦那様の書斎から見えますしね」


「お嬢様の様子を明日は家族でごらんになるんじゃないかしら」


「クマさんは何ておっしゃってました?」


「驚いていたけど、お嬢様に会えるのを喜んでたわ」


ご家族はもちろん使用人もお嬢様に会わないようにしてる。

初めて会う人が沢山いるのはストレスになるかもしれないから、みんな我慢してる。

私たちもお嬢様からほとんど離れないけど、夜はお嬢様の様子をよく気からる。


「アイヴィ様はどうっだった?」


「コゼットお嬢様のためだと、とても楽しそうに奥様とお選びになってたは」


「そう。アイヴィ様は家族愛がとても強い方だから、お嬢様に会いたいでしょうね」


「会いたいと思った時にすぐに会えるようにお勉強を頑張っているそうです。

先生にも突然お休みするかもしれないと、ご兄弟みなさん行っているそうです」


「先生も困ってしまうわね」


「奥様が言うには”3人の勉強の進みはすごいのよ〜”だそうです」


元々勉強熱心なご兄弟だから、そこまで頑張らなくても事情を知っていたらそこまで問題ないと思う気で、真面目だからな。



「アンにも伝えに行ったら、昔おぼっちゃまが来てた服を持ってくるって言ってたわ」


「スカートでどうしようかと思ってたので助かります」


クマさんに話に行ってる間に奥様がアンに準備するように言ってくれてた。

奥様にお願いしに行くと仕事が早く終わる。


お嬢様に会いたくて仕事早く終われせてきたのに、会えないのかんしいわ




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