17 彼らに向けて
主人公“私”が彼らに語った内容のみ記しました。ほぼ演説ですね。
Syoさんのお話は読ませて頂きました。
私の述べたいこと、との相違点があるかと思われます為、
修正と、追加点のみ述べさせて頂きたく思います。
まず、貴方様の仕事に対する偏見、は無いとは言いません。
ネットの世界という性質上、そのバックグラウンドは、大きいのは事実です。
ただ、その点に関しましては、私の配慮が足りていなかった、ということで謝罪させていただきます。
ただ、少し思い違いをされているように感じますので、訂正させていただきます。
私は貴方がその職であること、は危惧していません。
むしろ、その職によって身についている技、に危機感を持っていました。
貴方様の仕事を見る限り、どれもトークスキルとそれに伴う人の心の掌握、
が必要とされる職であることが見て取れます。
本当に思っていることと、表面上の顔の乖離、が無意識で行うことが容易になっている可能性が高いのです。
申し訳ないですが、枠にいても若干感じますよ。無意識でしょうけど。
今はまだ、本当にMaoちゃんのことが好きだ、と見て取れるので、問題は少ないかと思いますが、
何か後ろめたいことが起こったとき、貴方様はそれをキレイに隠すことができることが予想されます。
つまり、Maoちゃんが自衛するのが難しい状況に陥らせる可能性が高いのです。
人間なんて、所詮自分勝手な生き物ですから、
そんな全てクリーンで、なんて求めるつもりはないですよ。
でも、その話術に加え、歳の差も、体格差もありますし、
Maoちゃんが身を守れる環境という観点から言うと、申し訳ないですが、看過しかねる状況かと。
加えてもう一点、
チャットはきちんと読ませて頂きましたが、
私の目から見ると、あまりにも無責任であると感じます。
好きになったからしょうがない、早く返すから、
言葉上だけの契約ほど不確実なものはありません。
第三者から見れば、あなた方はネットで出会い数カ月の関係値で、12歳離れたお付き合いをする、という形になります。
失礼ですが、これだけでは(付き合っているから)という理由を盾にした、
ただのパパ活の正当化にしか思えません。
本当にきちんと付き合う覚悟があるなら、Maoちゃんのお母様と書面を介しての保証をするなり、
何かしら本当に証明できるものを用意すべきかと思います。
当事者だけで付き合った♡などと軽い考えで済ませているようでは、あまりにも甘いと思います。
実際に、まだ若輩者である私が違和感を感じているんですよ。
その危うさを認識してらっしゃいますか?
本当に好きだ、私を切り捨てでも付き合いたい、というのであれば、それ相応の誠意を見せるべきかと。
私は口約束が一番嫌いです。いつでも裏切れますからね。
失礼かもしれませんが、私はあなたの詰めの甘い考え方は好きではないです。
だから、信用できないと言っているのです。
同世代の恋愛とは訳が違うのですよ。遊びで済まされる話じゃないんですよ。
分かっているようには思えないのです。
あと、これは個人的な文句です。戯言です。
あなた、10数上の男に一方的に告白されて、断る勇気のある女の子ってそんな多くないですよ?分かってます?
傍目から見てて、二人は確かに仲は良い。
ただ、Syoさんから、Maoちゃんへの想いは明らかに見れとれていた一方、
私が見る限り、MaoちゃんにとってのSyoさんは仲のいいお兄さん、に過ぎませんでした。
仲いいのは事実なんです。
その認識の人から告白されて、NOと言える人ってどれくらいいるんでしょうね。
Maoちゃんが本当にSyoさんに惚れちゃって、大好きで仕方なくて、
私の話を聞いても揺らがなくて、って言うなら、それは目をつぶりますよ。
私から去ります。Maoちゃんの幸せが私の幸せですから。
でもね、私が見るに、そうではなかった。
私は今日、Syoさんの話題はMaoちゃんに振らず、一日、楽しい思い出の宝物として心にしまって、
ごめんね、と記した手紙だけ渡して去ろうかと考えてました。
私は納得できないから、邪魔になっちゃうじゃないですか?
でも、Maoちゃんから話題を出してくれた、
それが何よりもの証拠であると思います。
本人からも聞いてますよね?
数年間の健全なおつきあいの要求
これは、最低条件だと思ってます。
むしろ甘い、甘すぎるかと。
これも飲めない生半可な覚悟だったら、大きい口を叩かないで頂きたい。
私は、物事全ては信用の上に成立すると思っています。
友情も、恋愛も、なにもかも、
その人と関わることが何かしら自分にとって良い感情をもたらすから、成立するんです。
良い感情を持つ相手って、信用が置ける人間じゃないんですかね?
疑わしきは罰せず、じゃないです。
疑わしいものは証明しないと。意味はないですね。。




