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16 不穏な話し合い

彼女と会った日の夜


18:30


彼、Syoさんにチャットを打つ。


今日、私と彼女が会っていることを、彼は知っている。

彼女が急に態度を変える以上、その原因は私にある事など、アホでもわかる。

後に怪しまれるくらいなら、先に手を打っておくべきであろう。


「現時点で、私があなた方のお付き合いに納得していないことを彼女にお伝えしました。

誠実な対応を期待しております。」


19:05


彼女から

「戦ってくる」

とチャットが届く。


ああ、これでようやく、悲劇が終わるのか。


だが、、この次に届くメッセージは不吉なものであった。


「 めっちゃ泣かれてる。別れたくないって。

本気で好きなんだもん、だって。

夜に、るいちゃんとSyoくんと私の3人で話し合いでもいいかな?

まだ付き合っていたいって言われちゃったら、私にはどうにも出来ん!ヘルプ!」


‥は?



20:05


彼から長いチャットが届く。


要約して書くと、


” お前にどうこう言われる筋合いはない

 好きになっちゃたんだから、しょうがないじゃないか

 あと、職( 夜職 )を否定するな

 学歴もない、コネもない、家が金持ちなわけでもない、

 だけど努力でここまで来てるんだから。

 あれこれ言うな。 ”

 

とのこと。


‥は?


思うことはいろいろあるが、、

ひとまず彼女に返信を書く。


「いいよ、深夜になるけど大丈夫?」



そして彼に対して。


この時の私はおかしかった。

それはそうだろう、連日の過度なストレスに苛まれていたのだから。


だから、書いた。

それはそれは長い、彼が読める筈もない長文を。


要約して書くと、


” Syoさんのことを否定する意図はない。

ただ、ネットの世界においては"信頼とそれに付随する何か"が必要なのは事実。

話し合うことで何かが変わるかは分からないが、努力はする。

 第三者の無責任な発言であることは重々承知している。

 ただ、私は彼女と縁を切る、ほどの覚悟を持って動いている。

その事は理解して頂いた上で、話し合いができると嬉しい。”


そして、最後にこう締め括った。


『 失礼な発言も多々あるかと思いますが、ご容赦いただけますよう、よろしくお願い致します。』



そして、彼と彼女との3人での話し合い(?)の開催が決まった。

深夜に行われるそれまでには、まだ時間はいくらでもある。


私は、1時間近くをかけて、彼に話す内容をメモにまとめた。

もはや正常な思考は停止している。

なのに、相反するように、なぜか頭だけは異様な回転を続けていた。



23:30


約束の時間に、彼が立てた通話枠に入る。


少し遅れて入って来た彼女。

そして、話し合い(?)は始まった。


私はこの話し合いに元から期待をしていなかった。


ここでの私のできること、

それは


" 彼が彼女に泣き付きにくくすること

そして、彼女の彼への不信感を最大値まで引き上げること。"


彼の話を聞く気はさらさら無い。無意味な時間を浪費する理由はない。


「私から、話してもいいですか。一通り話したら私は抜けますので。

私のお話を踏まえて、お二人で、その未来を決めてください。」


そして、私はまとめた内容を彼に話した...

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