12 運命の知らせ
不可解な投稿が行われた翌日
金曜日
忘れもしない
23時08分
彼からXのDMが届く
「Maoに告白しました...」
ああ、この時が来てしまった。
私は祈る。
彼女がこの告白を断っていますように。
せめて、せめて。
告白を受ける前に、私に一言相談してくれますように。
土曜日
0時45分
彼のXに、投稿が上がる
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フフフ(´^∀^`)フフフ…
(^∇^)アハハハハ!
(✌︎ oωo ) ✌︎ふぅー!!!
❀⸜( ´ ꒳ ` )⸝(∩ˊᵕˋ∩)( ᵕ·̮ᵕ )(´罒`*)❀
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.......。
1時00分
彼からDMが届く
「るいちゃんには言おうってなって、
付き合うことになりました( ..)」
…。
既読をつけてしまったそれに、返信をしなければ。
ボンヤリとした頭で考え、文字を打つ。
「分かりました」
すぐに消す。
分からない、分かりたくない。
ただ、事実を認識しただけ
そして、打ち直す
「了解しました」
彼女と彼が付き合ってしまった。
私はもう、彼女を救うことはできない。
私は彼女のことを諦めるしかないのか。
悲しみが大きすぎると、涙すら流れてこない。
聞いたことはあったが、本当だったんだな。
ボンヤリと考える。
否が応でも巡る思考。
そのどれもが、私を苦しめる。
寝てしまいたい。
夢であって欲しい。
お願いだから、夢であってくれ。
今は、何も考えたくない
私の感情に反して、頭は覚醒していて
太陽が昇る頃、プツリと意識が途切れるまで、
果てしない思考の波は、私を苦しめ続けた。




