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11 怪しい投稿

あえて時間の流れがわかりやすいように、今後は曜日と時間の添付箇所を増やしました。

ご容赦ください。


彼とのリア凸の2日後

火曜日


「一緒に課題をしよう」

そんな誘いのもと、彼女に会いに行った。

彼女が本当に無事であることを確かめたかった。


変わらない彼女


嬉しそうにリア凸の思い出について話す彼女に、

私は上手く笑えていただろうか。



この日、彼女と遊ぶ予定を立てた。

次の週の日曜日


"ただ、彼女と遊びたい"


考え無しに決めたその日は、後に忘れられない日になる。


"リア凸"という一大イベントが終わった

彼女の身に何も起きていなかった、その事実もこの目で確認できた

ひと仕事を終えた後のような安堵を覚えていた私。


毎日彼女の配信に通っていたのに。


迂闊にも

未来を甘く見ていた。




彼女と会った2日後

木曜日

サークルの帰り道


予想よりも長引いた練習時間にため息をつきながら

携帯の電源をつける。


すると、彼のXにこんな投稿がされていた。

__________________________________________

Selbst wenn mein Körper zerschlagen wird selbst

wenn ich mein Leben opfem muss Ich beschutze Sie.

Sie bedeuten mir alles.

Ist schon gut.

Es steht mir nicht zu, Aber ich will es in die welt schreiben.

Das will ich noch tun.

Verzeihen sie mir, dass ich mich in sie verliebt habe.

___________________________________________


ドイツ語で書かれた投稿。

パッと見では、意味がわからない。



ただ、わざわざ言語を変えているということは、確実に何か意味を持っている。

タイミングも考えると、

Aちゃんに関連のある事項であろう。


悟った私は、すぐに翻訳をかける。


翻訳の末現れた、気色の悪い文面

私は、信じたくなかった。


何回翻訳しても、その結果は変わらない



__________________________________________

たとえ私の体が打ち砕かれたとしても、

たとえ私の命を犠牲にしなければならないとしても、

私はあなたを守ります。

あなたは私にとって全てです。

大丈夫です。

私にはその資格はないかもしれませんが、

それでも私はそれを世界に書き記したいのです。

それをどうしてもしたいのです。

あなたに恋をしてしまったことをお許しください。

__________________________________________



明らかに、Aちゃんに対して書かれた投稿



泣きたかった

見ていたくなかった


涙をこぼさなかったのは、泣いたら負けだと思ったから。



"まだ付き合った訳では無い、から大丈夫"


ただの現実逃避



理解はしていた

でも、彼女のことを信じたい




彼女の配信開始を告げる通知が鳴る


今日は、彼女の声を聞きたくない


そっと画面をなぞって

通知を消した。


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