産業保健師 里菜の勉強ノート⑮ 【セルフケア/4つのケア】/【認知行動療法】/【アサーション】
【セルフケア/4つのケア】
「4つのケア」とは、「労働者の心の保持増進のための指針」において示されたメンタルヘルスケアのこと。以下の4つを指す。
①労働者が自らのストレスに気付き予防対処する「セルフケア」
②管理監督者が心の健康に関して職場環境等の改善や労働者に対する相談対応を行う「ラインによるケア」
③事業場内の産業医等の産業保健スタッフ等が心の健康づくり対策を提言・推進し、労働者、管理監督者等を支援する「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」
➃事業場外の機関及び専門家を活用し、その支援を受ける「事業場外資源によるケア」
この4つを上手に組み合わせることで、職場での心の健康を守り、高めていこうと、厚労省は呼びかけている。
【認知行動療法】
認知療法・認知行動療法は、認知(ものの受け取り方や考え方)に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種。ストレスを感じると、人間は悲観的に物事を考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に傾きやすくなる。認知療法では、そうした考え方のバランスを調整し、ストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていく。
【アサーション】
アサーション(Assertion)とは、相手を尊重しつつ自分の意見を伝えるコミュニケーション方法のひとつ。会社内コミュニケーションを円滑にするスキルのひとつとして注目されている。社員同士が、立場の違いを超えて、お互いを尊重しながら率直に自己表現できるよう、研修にアサーション・トレーニングを取り入れている会社もある。




