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第8章|右肩上がりの市場価値 <4>新規のお仕事依頼!

<4>


【―――――もし『リーマソ・ブラザーズ』が『リーマソ・シスターズ』だったら、金融危機は起きなかった……正しい意思決定にこだわる、女性投資家の挑戦―――栗栖貞乃氏インタビュー】



“1968年、徳島県生まれ。二ツ橋大学経済学部卒業後、政府系金融機関に入行。財政省シンクタンクにて女性初の上席研究官となる。米国コロンベア大学MBA取得。2009年より『ジュリ・ーマリー・キャピタル』の代表取締役”



「……えぇと……経歴紹介の段階で、既に私の理解が追いつかないのですが、この、いかにも輝かしいカンジな人生を送ってきた女性が、今回、産業保健の力を必要とされている、ということでしょうか……? 」



「ええ、そうよ。彼女の有能な部下がメンタル不調になってしまったようだから、助けてほしいって連絡してきたの。『ジュリ・ーマリー・キャピタル』は社員が50名に満たないから、法律上、産業医の選任は不要なんだけど、私と顔見知りになっていたから、思い出してくれたみたい」



「……なるほど」鈴木先生が記事に目を遣って呟いた。



 雑誌記事には、自信に満ちた笑顔と白い歯を見せる、50代くらいの女性の姿。

ノースリーブの服で撮ったカットもある。贅肉の無いボディラインが眩しい。

デザインの凝った、高級そうな服。

カメラマンも一流なのか、海外ドラマのスチール写真を思わせる、センスのある紙面だった。



―――……カッコイイ女性、って感じ……。



緒方先生から預かった雑誌の表紙には、

“世界37カ国、700万人が愛読する経済誌の日本版”と書いてある。

多分、世界クラスのエリートが、愛読している雑誌なんだろう。

 この雑誌に載ることも、一種のステータスだったりするのかも? そんな気がした。



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