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第5章|サクラマス化学株式会社 南アルプス工場 <16>鳴り響くアラーム

<16>



――――ヴーッ、ヴーッ、ヴーッ。ヴーッ、ヴーッ、ヴーッ。



「矢豆さん、この音はいったい、なんですか?」

 ふだん東京本社に勤務している岩名さんは、私と同じで、状況がよく呑み込めないみたいだ。耳をつんざくような不愉快な音が社屋全体に鳴り響いて止まらない状況に、戸惑っている。



「あぁ……! まずい、まずいですねェ。これは工場内で何か問題があった時に鳴るアラームなんです。炉の温度管理が異常値になったときや、機械にエラーが起きて作動停止したとき……。私は事務職なので、中の機械のことはよくわからないが……そろそろ三交代の時間です。『日勤チーム』から『準夜勤チーム』にメンバーが入れ変わっている頃と思いますので、皆が大丈夫か、状況を見に行ってきます!」矢豆さんの顔色が変わり、急ぎ足で工場の方へ向かう。



 それと同時に、事務所の扉から、血相を変えた工場長が飛び出てきた。



「おい! 矢豆! まずいぞ緊急アラームだ!工場に行こう!」



 ほどなく、後ろから鈴木先生も出てきて「僕たちも行きましょう」と囁く。私もうなずいて、工場入口へ足早に向かった。岩名さんも一緒についてきた。




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