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0話ー1幕:転生

初投稿です!

週一回更新、めざせ100週連続連載


会社の飲み会がお開きになり、数名の同期と二件目に入ったバーで薬草・香草の香りのする酒を一気飲みしていた。

のどを焼くような熱さと目眩、それに伴う一瞬の暗転。

そうたったの一瞬の暗転ののち自分の目の前の風景は、謎の巨大な石造りの建物の前だった。

よくある洋画とかにでてくるような、石造りの建物、そう聖堂のような建物である。

自分は今まで、同僚と酒を飲んでいたはずだ。ここはどこだ。等の考えが頭を巡る前に身体が全ての思考を遮った。

気持ち悪い、きもちわるい。頭痛い、あたまいたい。喉痛い、のどいたい。

身体の底から冷たい水を欲している。水が!飲みたい!

とりあえず水を貰うために巨大な聖堂の石段を駆け上がろうとする。

だが、目に見える世界はグルッグルに歪み、足元はおぼつかない。

あ、落ちる。そう感じたとき、俺の耳に飛び込んできたのは、かわいい美少女でもなく、憂いに満ちた奥様形の声でもなく、野太いおっさんの声だった。


『てめぇ!昼間っから酔っ払ってるだけでは飽き足らず、俺達の聖堂の前でなにしでかしてんだ!』


巨大な偉丈夫というのが正しい大男に袖を捕まれる。

すかさず、土下座した!すぁぁせんしたっ!

一瞬で酔いが覚める、いやこんな光景が見えてる時点で酔いが回って夢を見ているとしか思えんのだが。


自分から出たものを排除したのち、水を貰うために聖堂にはいる。

掃除の最中に聞いた話をまとめると、

あの大男は【グレゴリアス】といいこの聖堂の司祭をしている男のようで、

俺のようによく分からない装束の人間がごくたまに見つかるらしい。この世界では彼らを【ヴァハイト】が各地で見つかるらしい。

その【ヴァハイト】はこの世界の人間がみればほぼ分かるらしい。確かにこの世界にはスーツやネクタイはなさそうだしな。

それらを聞き流しながら、我ながらよくできた夢だな~これで君は実は死んでいてこの世界に転生したのだとか言われる流れだよな~とか考えながらソワソワしだした。


グレゴリアス『いきなりで悪いが、奥の部屋でお祈りだけしてもらってもいいか?【ヴァハイト】がきたらそうするようにって、昔からのしきたりなんだ』


そう言われて俺は重い扉を開けた。それが『私』人生を大きく変えることになった

本編開始まであと2話(予定)

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