叶わぬ恋の箱庭で踊る少女
寒い冬が終わり暖かい春を迎えた。
わたし、【星野ひな】は、新しい生活に動揺が隠せない。
何を隠そう、今日は入学式なのだ!
「制服ばっちり!髪型も… って、リボンつけてない!!」
とても騒がしいがこれが平常運転なのだ
「いってきます!!」
元気よく家を飛び出した。
春だがまだ朝は寒く気を緩めることはできない
学校につき、安心していると
「ち、遅刻だぁ〜! あ、こんにちは!」
太陽のように明るい笑顔、汗をかいている額、元気な声、全てがとても愛おしくて、
一目惚れしてしまった
年齢は30代半ばに見えて正直私たち高校生から見ればおばさんだ…
でも何故かときめいてしまった。
「…っ〜! すきっ 、」
ずっと頭から離れない
熱があるみたいにぼーっとしたまま教室にはいった。
…、
ぼっちだ
想像はできていた。だけどやっぱり寂しい…
ってか、なんでみんな友達いるの?
え、元々知り合いだった感じ?
でも、ここまでグループができてる事なくない?
動揺して目眩が…
そんなとき、教室に明るい光が差し込んだ
「おはようございます!」
「っ〜!!!」
そう、一目惚れした先生だ。
生徒がいっせいに席につく。
「そんなにかしこまらなくてもいいのに〜。
でも、いい子そうで安心した。
改めましておはようございます!
今日から君たちの担任になる【田中実穂】です。」
やっぱり好きだ、そのひまわりのような笑顔が。
そんな出会いから始まった、片思い。
幸せになれますか?




