イヌ
おっ、キタキタ
ぽんって転生じゃなくて、赤子スタートなんだ…
(それは転生じゃなくて転移)
まあそうだよな、生まれ身分貴族なんだし…
と言うことで俺の異世界生活スタート
魔法使えるのか気になってしょうがない。
放ち方わかんないし、どんな魔法があるのかわからない。
生まれたてだし、過保護がちになるのはわかっていたが…明らかに過保護すぎるだろ
一部屋に(約20m×約20m)常に10人居るんだぞたまったもんじゃねえ
自己紹介が遅れた。
この世界での名前は、“ミウ”だ
歩けるようになるまで、のんびり過ごすか…いや、この世界の言語体系が分からん!
分からなければ、分からなければ…
1月が経ち…
言語体系は英語に似ているようだな(S V O的な)
あとは単語が分かれば完璧…ハイハイできねえ
あたりを見回しまくるか
3ヶ月後
ハイハイ出来るようになっちまったぜ
よちよちしては指差して、
「ん!」って言って発音してもらって
何とか覚えて行った
さあ何とか声が出せそうになって来た
なんて言おうかな〜
パパかママだったらパパの方が好きだし…
おっと、家族関係を紹介するな、
祖父母、父、母、兄、姉、俺だ
祖父母は別居していて、会うことは今後なさそうだ
父の名前は、アーデン、母の名前は、イーヴァだ
兄は、スヴァレ、姉の名前はライザだ。
そして我ら一族、クアドラ一族だ。
当主は祖父が担っている
何故そんなに知っているかって?
頑張った
さて、何と言おうか…次部屋に入って来た奴にしよう
数時間後、誰も来ねえ何でだよ
「ワン!」
おいおい嘘だろ…初めて発する言葉が「イヌ」
冗談じゃねえよ
はい、入って来たー
男に二言はねえええええええ
「イヌ」
3度見された
おいおい、主人公の口調変じゃねえか?
A.調子に乗っています。治りません