迷宮攻略。宮廷魔道士を添えて…
「よお、アーバン」
「アーバスだ。覚えてくれ…」
「ボケてるだけだよ。それよりもな…
宮廷魔道士(仮)?になったこと、宮廷魔道士が、迷宮攻略に協力してくれることになったこと。それの目的など、すべた話した。
「はああ?忙しすぎる……昨日行って帰ってきたとこだぞ?筋肉痛もひどい…クイナもハーロンも疲れてるだろうし…」
「回復系の魔法使える魔道士がいるそうだし…
〈あの~うちもメンバー昨日迷宮帰りで筋肉痛とかで状態がひどいそうなのですが、なんとかなりますかね?〉
〈筋肉痛程度なら、誰でも治せるぞ〉
筋肉痛程度なら誰でも治せるそうだ」
「そうかよ…食料の準備とかは任せた。クイナ、ハーロンにも状況を伝えて、準備させる。」
「わかった。それと、人目の少ない時間に出発したいそうで。8時までには必ず出発したいそうです。」
「……遅刻魔たちが集まるか心配だが、まあいいだろう。最悪叩き起こせば…」
___食料の準備をして、寝た。___
朝の5時、着々と準備を進める。
父上の、机上に手紙を置いて、屋敷を出る。”暫くの間屋敷を出ます。探さないでください。”
そうして、6時に迷宮前についた。
魔道士たちも続々と集まってくる。服装も制服ではなく、戦闘用のローブやらを着ていた。
7時30分ごろ、ブルーのメンバーが集まる。
「えっえと…本日はよろしくお願いします。それと遅れたこと深くお詫び申し上げます…」
「気にすることはない。そちらに無理をさせているのはわかっている。治癒魔法をかけるから、こちらに」
「え!?すっごい楽!!」
「いつもより動く感じがするぜ」
「治癒と同時に、ステータス上昇のバフを掛けさせてもらった。効果は1日きりだけど」
「では、早速潜るとするか」
___とんでもない勢いで、迷宮を攻略していった。30分足らずで65階層…___
「なんだ、簡単じゃないか?」
「そうだな、問題の78階層までほぼ暇のようなものだし、競うか?」
「おけぃ、その話乗った。」
「モンスターを置く倒した方の勝ちな?制限時間は78階層のボス部屋まで」
「じゃあ、スタートはこのデルタが担当いたします。よーい、ドン」無気力にもそういった、軽く呆れる。
お陰で危険はほとんどなくなったが、騒音がひどすぎる。ドーン、バーン、バリバリ……
たまに思念伝達で、邪魔すんな!、お前、絶対許さん!〇〇〇〇ピーーーー、とまあ罵詈雑言…
〈あの、皆さんもう少しで78階層のボス部屋です。〉
〈待て、リザードマンの群れがいるそれをやってから……〉
ボス部屋前で10分以上待たされる事態になった…
「俺は、156体」
「はあ?お前盛ってるだろ?」
「まあまあ、とりあえずボス部屋の前に来ました。前回体験したことをもう一度話しますね。
___前回体験したことを話す___といった感じです」
「じゃあ、軽く作戦を言うぞ。アストラルで空間魔法で水の侵入を防ぐ。アクアリスは、アストラルが防いだ水のコントロールを制御して、更に水の侵入とアストラルの負担軽減。残りは、攻撃に専念。いいか?」
俺達は、ボス部屋の大広間に入る。前回のあの量の水は、すっかりなくなっていた。
急に、アストラルが空間魔法を展開する。すると、大広間にアストラルの空間魔法で形成された、次元の隙間から、やつが現れた。
「ほほう、新種だな。これは珍しい…倒して名前をつけさせてもらうぞ」
氷魔法を扱う、”グリシェル”がやつに対して攻撃を仕掛ける。
攻撃があたり、氷漬けになる。そこに闇魔法を扱う、”ノクス”がやつの周りに魔力の粉塵を撒き、凝固させ、一気に一点に圧縮する。
ボスが討伐された。だって、次の階層にいく扉が出現したんだもん。何なんだよこのおっさんたち…(おっさんじゃない人達が多いけどさ)
「なーんだあっさりじゃん。」
「じゃあ、次行くぞ〜」
ブルーメンバー撃沈……俺達の苦労は何だったんだ…と
79階層は、マグマ溜まりがたくさんあった。まだ競争が続いているのか、マグマに飛び込むおっさんたち。
〈おーい、新種発見したぞ〜!〉
〈どれどれ?見せてみろ?おっ!ホントだ新種じゃないか?〉
とまあ、知的好奇心を引き立てるのにうってつけのようだ。
そのまま順調に、ボス部屋にたどり着いた。
フェニックスのようだ。紫色……
グリシェルとアクアリスが、フェニックスを急速に冷やし、あっという間に討伐した。フェニックスの心を落としたから、しれっと回収。
80階層……何かがインフレしてる。おっさんたち強すぎだろ……
今度は、天界?足場が見えないというか、ない。
「あそっか、君たち足場を作って、向こうに行けないのか…足場作ってあげるから、乗ってきてね。色付きでわかりやすくするから、絶対落ちないでね?面倒事になるからさ」
『あ、はい』
ボスの部屋に10分で着いた。天使の群れが今回のボス扱いのようだ。天使には闇魔法しか効かないようなので、他の魔道士たちが、渋々しながらノクスにバフを掛ける。
”ブラックホール”
と叫んでブラックホールが形成される。あたりの風景が剥げて、通常の迷宮の姿になった。天使たちが、この迷宮に魔法をかけて、さっきのような姿にしたのだろうな。
81階層に突入する。また暇になるんだろうなと思い、アイテムボックスから、チーズきのこハンバーグを取り出し、ブルーメンバーにも渡す。食べ歩きしながら、この階層も突破。
ちなみに、81階層は、氷雪地帯でした。ボスは、イエティ。
さあ、82階層はどんなところなのか期待しながら、再びアイテムボックスを開き、ハンバーガーを取り出し、ブルーメンバーに渡す……




