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迷宮攻略1

 その後、時間停止説を語った宮廷魔道士について行き、闇魔法の補助系の魔法を教えてもらった。

 9段階魔法の”ナイトクラフト”を取得した。

 効果としては、自分を中心に半径30mに深淵を形成し、敵の弱体化(ステータスの減少。もし、敵が深淵に恐怖した場合、ステータスの減少値が2倍減少する)、弱体化した分のステータスは、範囲内の味方に付与される。範囲内の構造物は自由に創造することができる。


 これが全容。強力…なのか?実践で試さないとわかんないな…


 とりあえず今日は屋敷に戻り、明日に備えて休息を取った。


 夜が明け、あさが来た。おはよう世界。

 朝食を手軽に済まし、ブルーに向かった。アーバスは勿論一番先に来ていた。


「スヴァルト、食料は持ってきたか?」


「何を持ってきたらいいのか分からなかったから、冷凍した肉、野菜それとパンくらい?」

 と言いながら、アイテムボックスから取り出す。


「スヴァルト…もっと早く言ってくれ……」


「?」


「アイテムボックスだよ!!!これがなくて、今までどれだけ苦労したことか……アイテムボックスにどのくらい入る?」


「多分、ブルー27個分くらいかな?」


「よし、今度から食料係は君にお願いするよ。たくさん運んでね〜」


「お、おう…」


 それから続々と残りのメンバーも集まり、地下迷宮へ向かった。___


「一つ試したいことがあるんだけどいいかな?」


「いいけど…」


「”ナイトクラフト”___

 魔物の近くまで行けるか?効果が発揮されるのは、それからだ。」


「まだ、層は浅いし問題ないな。……あっちの方に魔物が3体いる。」


 俺達は魔物のところに向かう。

 魔物が俺のテリトリーに入った瞬間、泡を吹いて倒れた。魔物視点からは相当な恐怖が襲いかかって、その容量に耐えきれず、死んだのかもしれない。


『???』


 みんな戸惑ってたけど、俺が能力の説明をして、深層へと向かった。


「ここからは深層だ。慎重に行動するように。」


 何体もの魔物にあったが、まだ俺のテリトリーに入った魔物は死にはしないが、怯んだり、固まったりする魔物が多い。

 現在、65階層、現状最高到達地点は78階層。あと、13階層…このあたりまでは順調に進んでいたが、73階層あたりからだんだん進みが遅くなった。


「かなり厳しくなってきたな…記録更新まであと少しだ。」


「何言ってるの?まだまだ余裕だっての!」


 ベータがそう言うが、そのとおりにベータの動きが一段と速くなった。

 身体強化を施したようだ。そう言えば俺もまだ身体強化してなかったな…


 アーバスも答えるように身体強化を施す。


 その後、俺の”ナイトクラフト”でステータスの上昇、それぞれの身体強化、ガンマのバフ、などの影響で、多少苦労したが、意外とすぐに77階層のボス部屋にたどり着いた。


「この先にボスが…」


「ああ、覚悟しておいてくれ」


 そうしてぎこちない音を立てながら扉を開ける。


 そこには、アースワイバーンがいた。比較的細身なのに対し、尻尾は長く、首もなかなかの長さを誇る。

 それよりも特筆すべきなのは、巨大な翼だ。

 ひと羽ばたきだけで、家一軒は吹き飛ぶかもしれない。


 その翼を駆使した飛行は、自由自在でものすごい速さを誇る。だが、噴火後のフェニックスには劣っていた。アースということもあり、土魔法を駆使した攻撃を仕掛けてきたが、アルファ、ベータ、俺は軽々く回避し、倒すことに成功した。


「意外とあっさりしていたな…」


 とアルファが口を挟む。


「確かに、前の状態だったらかなり苦戦してるか、死んでたかもしれないね〜」


「縁起のねえ事言うな…すこし心配になる。」


「成長したってことかな?とりあえず先に進もうか、セフティーポイントがある。そこで食事を済まして78階層に向かおう。」


 ___セフティーポイントに着く___


「今回、食事を用意してくれるのは、スヴァルトくんでーす!どんどんパフパフ!」


「わ〜楽しみ〜」


 そんなこと気にせず俺は、アイテムボックスから調理器具、食材、調味料など取り出し、料理を始めた。

 ここは適当に、ハンバーガーとかでいいだろ…


 まず、玉ねぎをみじん切りにする。その後キャベツをいれる。俺的に入れたほうがうまいと思うから。

 と、至って普通の手順でハンバーガーを作り、提供する。


「うま〜!!この後もめっちゃ頑張れそう〜」


「確かに、活力がみなぎる…」


「?ちょっとみんな、ステータスが上がってたりしてないか?確認できるか?」


「んー!ゴクリ…たしかにステータス上がってる!!」


「今日もしかしたら80階層まで行けるかもな」


 食事を終え、78階層への扉の前まで来た


「文献によると、あたり一面に渓谷があり、常に水が循環しているようだ。」


 そうして、アーバスが扉を開ける。


 見えた先に広がる光景は、圧巻なもの…

 あたり一面に渓谷が広がり、底が見えない。ほぼダンジョンのような光景だ。


「こんな広い空間、ダンジョンでも見たことねえぞ」


「水がたくさんあるから確保しておこう。ガンマ、すくった水を浄化して。もし万が一に備えてね」


「おうよ」


「よし、水の確保もできたことだし、ボスの部屋を目指して進もうか」


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