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審判

「ん…」


「どこだ…?」


水中で彷徨っているみたいだな…

死んだか

ん?異世界転生いけんじゃね?

よし、プランを考えよう

あぐらを掻いて、考える人かましてたら、声をかけられた。

目の前に6枚の翼を持った天使?が立っていた

2枚で顔を隠し、足を隠していた。

ま、待て、え?熾天使じゃね?

ルシファー(元熾天使)しか知らないが、その他だろう…


「あなたに公平な審判をしましょう」


すごく澄んだ声で美しい。


「お願いします」


「最初に言っておきますが、私は神に使える身、最終的な審判は神に御座います」


「分かりました」


神も忙しそうだな〜


「ではまず、『あなたはこれからどうしたいですか?』」


「他の世界に行きたいです」


しばらくの沈黙が続いた。


「そうですか…」


なんか困った口調だった


「どうかされましたか?」


「いえ、最近あなたと同じような願いを持つものが多くなっていて…」


「それがどうかされたのですか?」


「この世には、幾つもの世界があります。それらを私たちは管理しています。」


「物理法則があなたのいた世界と違う世界、宗教が中心となり、奇跡を起こす世界、魔法と言う概念がある世界、様々です」


「管理している、それは世界の均衡を保つと言うことです」


「たとえですが、魔法の概念がある世界、そこでは科学技術が全くと言っても過言ではないほど発展していません」


「そこに発展し過ぎた科学技術が持ち込まれると均衡が崩れてしまいます。」


「それぞれの世界に特徴があり、我々はその特徴が混ざることを望んではいません」


「それは何故でしょうか?」


「過去に一度、愛を第一とする世界と、真理を第一にする世界がありました。」


「愛というのは…」


「簡単に言いますと宗教のことです。神への愛、人間への愛、万物に対して愛を持っていました」


「愛を第一にする世界の住民が真理を第一にする世界に愛を広めたいといい、そちらの世界に転生させました」


「転生からしばらくし、真理の世界で愛が広まり、私たちは感心しました。」


「ですが、真理と愛で戦争が起きてしまい、滅びました。」


「今後それらが起こらないように、我々は徹底的に管理をしています」


「失礼なのは承知ですが、世界は無数にあるになら、1つ滅ぶくらい問題ないのではないのでしょうか?」


…少し睨まれた気がする…見えないけど


「…世界は、神の妻の犠牲のもと生まれたのです。」


マジでやべえこと聞いちまった…


「神は嘆き、自身を恨みました。」


「我々は神に2度と同じ想いをさせない。そう誓い、世界の管理を行ってきました。」


「そうだったのですね。」


ん?この感じだと異世界転生は無理じゃね?

お、俺の異世界生活が〜


「あなたは他の世界に行きたいと言いましたよね?」


え?◯される?ここで?


「このようなことを言っておきながらなんですが、我々は世界の発展を望んでいます。」


ん?

「あなたはかなり、優秀なようです」


「世界が滅びないようにし、発展を促せるのなら、他の世界へ行くことを許しましょう。」


「魔法が存在する世界にて、私の知識で科学というものを広めましょう。」


「その世界に科学は必要ないでしょう。」


「何故ですか?」


「魔法で全てが解決します。からでしょうか?」


ん?少しAHOなのではないか?この熾天使


「そうですか…いやそれでも私は科学を広めたい」


「その決意かっこいいですよ(小声)」


「何かおっしゃいましたか?」


「いいえ、あなたの願い聞き入れましょう。」


「ありがとうございます」


「審判の結果は、1日後です。ではあなたの願い叶うことを…」


熾天使と少し仲良くなれた気がした。

審判の結果を気長に待とう…

匿名とは言え、なんか恥ずかしい

転生までの過程が長くなってすいません

次こそは、転生させますから…

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