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色彩

 花火の件は国王陛下の耳に入り、招待を受けた

 で、今国王陛下の城へ向かっている最中だ


「国王陛下と何を話すのでしょうか?」


 この従者(メイド)はリーナという

 花火制作に一番最初に携わってくれた人だ


「花火の件については決定だろう」


 リーナとはあの件以降すごく仲良くなって、俺の専属メイドになった。

 にしても国王陛下9歳の子供相手に1人で来いとは何ごとだ〜?


「技術を教えろ!や、もっと作れ!でしょうか?」


「確かに、国の威厳を持つという点では、華やかで適切だな」


 まあこんな感じに会話しながら王城についた


 リーナは王室の前までは立ち入りが許可されていたが、中への侵入は拒まれた。


 俺は一礼して王室に入った


「其方がミウか?」


「ええ、私の名前はミウです。お見知り置きを」


「昨日の花火、とても綺麗だったと伺った。」

「私も見たかったが、ちょうどタイミングを逃してな」

「そこでだ。祭りの最後に花火で彩って欲しい」


「分かりました。ですが、花火の制作にはかなりの時間がかかります」


「では、こちらから、使用人を貸し出そう。」

「問題ないな?」


「ええ、しかし現在花火の色は、黄色、青緑色しか作れません。」

「彩りが足りないのです。」


「何が必要なのか?」


「赤色を出すには、リチウム、紫色を出すには、カリウム、橙色を出すには、カルシウムが必要です」


「その、リチウムやら、カルシウムはどういったものなのだ?」


 くそ、この世界、原子というものを知らないのか


「リチウムは白銀色で金属です。ですがとても軽く、ナイフで切れるほど柔らかい物です。カルシウムは骨などに含まれる物です。カリウムはリチウムに似ており入手は難しいです」


「リチウムとよく似たものを私たちの学者が持っていた気がする。水に入れたら爆発したとか。」


「少し拝見させて貰ってもよろしいですか?」


「ええもちろん。よりより花火が作れるなら」


 学者の研究室へ移動

 研究室は王国が管理しており、国王もついて来た


「前に、水に入れたら爆発したものがあっただろう?それを出してくれ」


「はい国王。今すぐお持ちします」


 持って来た


「大変危険なものですのでお気をつけ下さい」


 保存適当だな〜ただ冷凍しているだけだった

 またすぐ爆発するぞ


「国王、このものの保存方法は危険です。」

「少し離れてください」


「ではどのようにすれば…」


「冷凍するのは正解です。しかし、それでは不十分です

 ___説明ターイム____


 このような理由から、乾燥して、反応性の低い空間内で密閉して冷凍しておくのが一番です」


「そ、そうですか」


 呆れ顔された。つい話しすぎてしまった


「そのリチウムというのですが、少し分けてもらえますか?」


「危険ですよ。大丈夫ですか?」


 正しい保存方法を知らない人に言われたくないね


「大丈夫ですよ。適切に扱うので」


 こうしてリチウムを手に入れることが出来た。

 カリウムは諦めたが、カルシウムはすぐ手に入るし、今日は屋敷のに帰った。


 鍛冶場へ向かうと、とんでもねえほど人がいた

 国王の使用人だろう

 にしても多すぎんだろ…3、4、5

 60人近くいる

 星は花火20個分出来ていた


「次は、これ(リチウム)を入れて星を作ってもらう」

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