失敗
皆さんこんにちは。Cloverと申します
なんか小説書いてみたくて投稿させてもらいました。
楽しんでもらえたら幸いです。
俺はそこら辺のオタク系科学者だ。
異世界転生とか憧れて、転生した時用にあっちで覚醒するために必要な知識を蓄えている。(エロも)
叶わないだろうが異世界に転生したい…
そう願って4年が経った…
「今日もまた、研究か…」
俺は原子について研究している
簡単に言うと、原子からエネルギーを取ることを研究している。
いつも通りラボに向かうと…
「あっ!Aくーん♡」
はい。来ました。僕とは無縁に近いような陽キャなお姉さん。平野かなって名前です(かなりエロいです。)
ここはいつもどーり明るく…
「かなさん、こんにちは〜」(10時によくここに来ます)
「も〜お姉ちゃんって呼んでいいっていつも言ってるのに〜まあいいや…」
そう、かなちゃんはお姉ちゃんと呼ばれたがっているw
でも俺はあえて言わないようにしている
何故か?って
このノリを続けたいからだ。
俺はかなちゃんが好きだ。でも「好き」たったこの一言が言えずにそのまま何年も経っている。
「今日も元気ですね。今日も何かあったんですか?」
「ん〜?今日も君に会えたからだよ」
今日のかなちゃんは少し違った…
いつもなら、「ここに来る時に、可愛い猫ちゃんにあったの〜」や「おばあちゃん助けてきちゃった」
とか、俺とは関係ない事ばかり…いや俺とは関係ないことだけ言っていた。
かなちゃんの幸せそうな顔が俺は大好きだ
でも今日の一言で俺は…言葉で…表せない…
そのくらい俺はかなちゃんの事が大好き
「僕に会えたから…?」
「うん!」
「嬉しいな〜あっやべ、そろそろ研究室に行かなきゃ」
「私は、もう少し時間あるからゆっくりしてるね。頑張ってね♪」
「うん」
今日のかなちゃんはいつにも増してて可愛かった。
雰囲気ぶち壊しだか、異世界転生するなら一緒に行きたい。
そうして、今日も俺の研究生活が始まった。
「今日も放射性物質を扱うぜ?なあbro?」
こいつは俺の研究パートナーで「みずき」と言う
名前に反してチャラくてなんか狂う。
「ああ、装備はちゃんと着たか?」
「あったりまえよ〜」
心配で仕方ない
「死んでも知らんぞ」
「何言ってんだ?装備もちゃんと着てるし、安全確認も怠ってねえぜ」
「そうか、安心だな(嘘)じゃあ早速取り掛かろう」
「保管庫からあれ持ってきて」
「おうよ」
今のうちに安全確認を
よし大丈夫そうだな
「取ってきたぜ〜」
「慎重にな」
今俺らは核分裂について研究中だ
核融合はしないのかって?バカをいえ
装置はないし、お金もないんだ。
ど偉い研究者しか出来ないよ
核分裂をする装置にウランを入れて、中性子エネルギーや、濃度、温度を変えて最適解を探している。
ただ今日は何かが違った
多少の心配と、好奇心が俺の心を突き動かした。
「なんかエネルギー量多くね?」
「そうだな。少し濃度上げてみるか?」
「それ、前やったじゃん」
「いや、も一度やってみよう」
「お、おう」
俺の好奇心は止まらない
…これは過ちだった。
今まで見た事ない速さでα崩壊、分裂を始め、ウランが破裂した。
光が発生してそのあとは覚えていないが、死んだ。
Aくんはいい名前が思い付かなかったです(今後出てこないし)
多分最後のウランのところ現実ではあり得ないと思うので、演出または異世界への何らかの干渉だと思って下さい
少しでも気に入って貰えたら、いいねとかお願いします