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92話 桜の木に誓って

そして月日が流れ、二学期。僕と鈴凛さんは同じ場所で降りることにした、もう隠し通せないからだ。

「さて、二学期始まったが、もうすでに私の心がボロボロですよ」

「どうしたんです?先生」

「いやだってさ……振られたんだ」

「あら、ドンマイです」

そして僕たちはとある場所に向かった。

「……ここだね」

僕と鈴凛さんは桜の木の下に並んだ。

「……お稲荷さん、ここに置いてていいのかな」

「いいと思うよ」

僕は桜の木にお祈りをした。

「どうか……この関係を……続かせてください……」

学校のジンクス、別れる呪いを起こさせないように祈った、これが効くかわからないが、やっておいて損はないだろうと僕は思う。

「さて、このベンチに座ろうか」

僕と鈴凛さんは桜の木の下にあるベンチに座った。

「……この恋が永遠に続くように、祈ろうか」

「いいの?」

「ああ、僕は鈴凛さんしかいないと思ってるから」

「……ありがと」

その時、僕にはわかった、僕の肩に何かが手を置いていると。だが振り向いたらいけないと本能的にわかっていた。

「……さて、授業が始まるな、急いで教室に向かうぞー」

僕たちは教室に駆け出した、その時、何かが背中を押すような気がした。

「ありがとっ」

「何言ってるの?」

「いや、鈴凛さん、今のは……言っても無駄か」

「いいや、大丈夫、私も感じてたから」

そして僕たちは教室に入った。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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