83話 自然に囲まれて
この部屋は4人部屋で寝る場所が2段ベッドだ、どこで寝るかと戦争が起きそうな感じがするなぁ……
「やぁ、吉田、君もここなのかい?」
この人は戸倉宗一郎っていう人、天然だけど結構いい奴。
「そうだけど、戸倉君、ここにあと2人来るんだけどさ、誰と誰が来るか知ってる?」
「ああ、知ってるさ、近藤と萩原でしょ?」
近藤君は負けず嫌いがあり、性格がちょっと歪んでいる、萩原君は気が弱く、女子にはちょっとちょっかいをかけられる存在だ。
「何か遊ぶものとか持ってきているか?」
「いいや、スマホだけ」
「そうか、ここ圏外じゃないのかな」
「うそっ!?って本当かぁ……」
そして近藤君が部屋に入ってきて荷物を置いて外に出ていった。
「……これ萩原君の荷物もあるね、どうしたんだろう」
「さぁ」
僕は暇すぎたので先生にちょっかいをかけに行った。
「ねぇねぇ、飯田先生?」
「どうしたんだい?」
「さっき感極まって泣いてたけど、どうして独身なんだ?」
「……この職場にいると出会うのはピチピチな女性じゃなくJKやDKなんだよなぁ~だから恋愛タイミングがっ難しんだよ!!!」
「そうですか……学生に好意を寄せたりしないんですか?」
「それはしないよ!?そんなことしたら……懲戒免職になっちゃうよ」
後ろからクスクスと声が聞こえてきた、振り向くと女性教師が物陰から笑っていた。
「愉快な人は居るようですね」
「はぁ……どうしてそんなこと言うのさぁ~」
飯田先生はまたしても泣き出した。
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