79話 過去の贖罪
風月さんはそれを言いたくて僕を呼び出したようだった。
「それで、どうするの?」
「幸君が行きたいところに行くよ、ゲームセンターでもラブホでも」
「ラブホって何?」
「……恥ずかしい」
「そうなんだ、後でPCで調べとこ」
そして僕は天王寺にあるシュークリーム屋に向かい、シュークリームを食べた。
「都会って甘いものがいっぱいあるんだね」
「そうだね……」
どうしてかは知らないけど風月さんの視線が物凄く気になる……
「風月さん、どうして僕の事を見てるんです?」
「だって……私の事嫌いになってないかって」
「いやいいんですよ、過去の事を後悔しても、本人が大丈夫って言ったら大丈夫なんですよ」
「……そう言ってもらえると心が救われるよ」
妙に風月さんの態度が入学当初より丸くなったような気がする。
「どうしてそんな態度が丸くなったの?」
「……聞きたいの?」
「いいや、いやなら聞かないけど」
「聞いてほしいな」
そして風月さんがどうして丸くなったのかを話し始めた。
「まず入学当初、六車っていう奴に私の元カレが窓から突き落とされたよね」
「そうだね……あれはやりすぎだと思ったんだ」
「その後、私を捨てて他の女子と付き合い始めたんだよね……」
「それって捨てた……って言うのか?」
「そう、私のメールアドレスやSNSが元カレにブロックされてたんだよね……だから今彼氏募集中でーすっていうところ」
「僕を狙ってるってわけなんだね」
「いいや、幸君にはお似合いの人、いるでしょ」
「でも僕に好意を寄せてるじゃんか」
「それは……恋敵を演じてるわけだよ」
「内心はどう思ってるの?」
「……付き合いたいなって思ってる」
「へぇ……でも僕以外に良い人がいるかもよ」
「……そうか、ありがとう、決心がついたよ」
そして風月さんは僕に帰ることを伝え、帰っていった。
「……さて、僕も帰るか」
僕も帰っていった、お土産にマカロンでも買って帰ろうと考えていた。
最後まで見てくれてありがとうございます。
少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!
評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!




