73話 騒がしい輩
とにかく恥ずかしい気持ちを押し殺し、ゲームセンターにたどり着いた。
「さて、何をするの?」
「レースゲーム!」
「またかよ鈴凛さん!?」
「だめ?」
「だめじゃないけどさ……いいよ、あーしもちょっとだけやりたいって思ってたから」
「南条さんはどうするの?」
「やってみようかなって思ってるんだ」
「なら4人で対戦?」
「おっ、あーしは負けないぞー」
「ぇぃぇぃおー」
「あれ、鈴凛さんって「お」の発音がきちんとできてる」
「そうなんだよね……最近言えるようになったんだ」
そして僕たちはとりあえずレースゲームを始めた。
「あっちょ!?ガードしないでよ!?」
「なんでこんな細い道路で車が3台いるんだよ……」
「あーし……このゲーム向いてないかも」
「たのし」
レースの結果、鈴凛さんが1位を取り、風月さんが2位、僕が3位で南条さんは最下位だった。
「途中このゲーム向いてないって言ってた風月さんがちゃっかり2位取っちゃってる」
「あーしは最強だぞー!」
「でも私には負けてるけどね」
「……鈴凛さん、ステイ」
「ぁぃ」
そして僕たちは一旦ゲームセンターを後にした、そして近くのショッピングモールにてアイスを食べることにした。
「でもねー、最近暑くない?」
「そうだね、地球温暖化もあるだろうけど、第一に人の熱気だろうね」
「地球温暖化のげんぃんは風月さんかぁ~?」
「どうしてなのよ!?」
「ははは……まだ鈴凛さん風月さんのあの事の件で寝に持ってるなぁ?」
「そだよ!」
そしてアイスを舐めていると奥で何やらもめごとが起きていた。
「おい!そこは俺の席だコラァ!!!」
「いや、ここに座ってたんだが!?」
「なんだなんだ」
「……ッチ」
風月さんが席を立ちあがり、鈴凛さんにアイスを渡して騒ぎの方向に歩いて行った。
「……あまり目立つことをしないでくれよ」
風月さんはもめている人の肩に手を置いた。
「おい……こんな大勢の人の中で……騒いだら駄目よなぁ?」
風月さんは独特なオーラを出し、男たちをとりあえず黙らせた。
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