63話 遊び
僕はとりあえずフレンドさんに別れをつけ、ゲームをやめ、ご飯を食べに行った。
(しかしあの人、何か親近感があったな)
ご飯を食べている間もそんなことを考えているとおじいさんがやってきた。
「ほれ、スイカいるか?」
それに恵さんは反応する。
「いいんですか!?」
「いいんじゃ、近所付き合いということで」
そう言っておじいさんは帰っていった。
「だってさ、縁側でスイカ食べるか?」
「たべよー!」
「いいけどさ、あのおじいさん、近所の人?」
「近所のおじいさんだね、山田さんはね、一応昔はイケメンだったって聞くけど、本当の事なのかなぁ」
そうして僕と鈴凛さん、それと恵さんが一緒の方向を向いてスイカを食べた。
「スイカって塩をかけると美味しくなるって知ってた?」
「そうなの?」
「たしか対比効果じゃなかったっけ?」
「そうだね、対比効果があるおかげで甘さが引き立つんだ」
「へぇ……」
そうして僕たち3人は塩をまぶして食べた。本当に甘い。
翌日、家の前で呼ぶ人がいた。
「……誰だ~?」
外を見るとまさかの風月さんが僕の事を呼んでいた。
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