57話 ネットの知り合い
僕はゲームを起動し、操作方法を確認した。
「なるほど、WASDで移動か……ショートカットキー多いな」
そしてとある町に飛ばされ、墓地という場所に向かった。
「……蜘蛛がいる、これって経験値はいるのかな」
僕は試しに白蜘蛛を倒した、すると少しだけ経験値が入った。
「おお、赤蜘蛛がいる……やっつけに行こう」
僕は赤蜘蛛を倒しに木の棒一つ持って向かった、そして結果は僕は死んだ。
「……強すぎるだろ……ってこれ他の人に起こしてもらわないといけないのか?」
その時、誰かが通りかかった。
「……誰なんだろうこれ」
後ろから鈴凛さんがのぞいてきていた。
「どうしたんだ?鈴凛さん」
「ゲームやってるなって」
「そうなんだけどね……死んじゃった」
「ぁりゃりゃ」
画面を見るとどうやら誰かが僕の事を起こしてくれているようだった。
「……とりあえずありがとうってチャットしないとな……ってこれどうやってチャット欄出したらいいんだ?」
何もかもが分からないと察したのか操作方法を教えてくれた。
{Enterキーでチャットできる}
「うお……本当だ……」
そして僕はチャットでありがとうと打ち込んだ」
{どういたしまして、初心者?}
外見から見てその人は上級者のようだ。
{そうですが、どうしたんですか?}
{ここで初心者がやられる場合が多いからね……気をつけな}
そうしてその人は何かを出して飛んでいった。
「……優しい人だったな」
そうして僕はチュートリアルを終わらせた。
「今日はこのあたりでいいだろう」
そうして僕はパソコンの電源を切った。
「にゃ~」
「うおっ、どうしたの?」
「ぁまぇたぃの~」
「そうなのか……よしよし」
僕は鈴凛さんの頭をよしよしと撫でた。
「ふひひ……」
鈴凛さんは僕の太ももに顎をひっかけていた、そして本を読んでいた、どうして僕の太ももに顎をひっかけて本を読むんだろうと思っていたが、僕は考えるのをやめた。
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