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35話 抹茶アイスうんまひぃぃ

僕は電車に乗って帰り、家に荷物を置いて近くの道の駅に向かった。

「しかし、ここの空気うまいなぁ」

「そう?田舎はこんなものだと思うけど」

「幸~そんなことを言うなよなぁ~本当に贅沢な奴だなぁ~」

「……ぃこ」

後ろから鈴凛さんが現れた。

「おっと、誰だと思ったら鈴凛さんか……学校の時の態度と今の態度全然違うがどうしたんだよ」

「あー、地元では緩くなるって事よ」

「そういう事か……つまり親しい人がいると緩くなるってことだな」

「地元では緩くなるって言ってるんだよ」

そうして僕と鈴凛さんは素早く坂を下ったが六車くんが止まっていた。

「どうしたの?」

「黒猫らぁ~」

「黒猫がどうしたの?猫嫌いなの?」

「いいや、黒猫が横切ったら不幸が訪れるんだ!!よっこいしょぉぉぉ!!!」

「そうなんだ、不便だな」

そうして無事に道の駅に着いた、人はちょっとだけいた。

「それで、抹茶アイスを食べるんだろ?」

「そうだな、いこーぜ!」

「ぅるさぃ」

「おっと、ごめんよぉ」

そうして抹茶アイスを注文し、そして抹茶アイスを買った。

「さて、外で食べる?」

「そうしようぜ!!」

「だからぅるさぃ」

「ごめんなぁ」

そうして静かにアイスを舐めていた。

「しかし、ここの風景、旅好きの人からしたら宝じゃないのかなぁ」

「そう?」

「ひっそり建つ道の駅って言うのがさ、なんかいいんだよなぁ!?」

「そうだけどさ……ちょっと盛り上がりすぎじゃない?」

「そうだな、後でバイク仲間にこの場所教えておくよ」

「勝手にどうぞ」

僕の手から抹茶アイスが滴り、その滴ったアイスを鈴凛さんがキャッチした。

「あ、ごめん」

「ぃぃんだよぉ」

そう言って鈴凛さんはティッシュを出した。

「いてっ」

広場で誰かがこけた。

「……ごめん」

鈴凛さんは滴ったアイスを舐め、少年の元に向かった。

「これ、ポケットティッシュ」

「ありがとう……」

ティッシュで少年の血を止めた。

「ごめんなさい、私が見ていながら……」

「ぃぃよ、だぃじょぅぶ」

そうして少年は母親におんぶしてもらって水道のある場所におんぶしてもらっていった。

「ぁれ、滴ったァィスは?」

「さっき舐めてたじゃんか」

「あっ……」

鈴凛さんは顔を赤らめていた。どうしてなんだろう?


最後まで見てくれてありがとうございます。

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