30話 お誘い
翌日、学校に行ったが本当にくだらなかった、そして帰り、こんなことを言われた。
「ねぇ、鈴凛さんを連れて天王寺行こうよ」
そう言ってきたのは南条さんだった。だけど天王寺は2日前に行ったはず……
「天王寺か、2日前に行ったんだけどさ……ゲームセンターしか行ってないや」
「そうかそうか、なら芝生がある場所でのんびりしようよ」
「天王寺に芝生なんてあるのか?」
「都会だしないだろうと思うことなかれ、あるんだよねぇ~」
「一度行ってみたいな、その芝生がある場所に」
「ならついてこーい、鈴凛さーん」
南条さんは鈴凛さんに話しかけに行った。
(天王寺に何度も行ってもいいだろう)
そして僕と鈴凛さん、それと南条さんと一緒に天王寺に向かう電車に乗り込んだ。
「しかし、二人、恋愛してるって聞いたけど、本当なの?それともただ単に同居してるだけ?」
「同居してるだけ、そして僕は養子なんだ」
「へぇ、養子ね……親はどうしたの?」
「親は僕を捨ててどこかに行ったんだ」
「てっきり死んだかと思っちゃったよ、そして道端で草を食べてたら拾われたっていう話?」
「いいや、事故に遭ってね……責任を取ろうとして育てたっていう感じなのかな?」
「世の中って複雑なのね」
その時、鈴凛さんはこんなことを言った。
「でも……ずっとぃっしょがぃぃ」
「へぇ……と言う事は……?」
「すまない、何を言ってるのか分からない」
「そう?」
「あーもう!鈴凛さんの気持ちを代弁すると好きって事!いい!?」
「そうなの……?」
「うん」
「本当は私も幸君を狙ってたんだけど、これは勝てないよ」
そうして天王寺に着き、さっそく広場に出た。
「ここ、芝生があるでしょ?」
「そうだね、ここで何をするんだ?」
「何か買ってくる?近くにコンビニあるし、行ってきたら?」
僕はコンビニにお菓子とお茶を買いに行った。
「鈴凛さんはどうするの?」
「ここにぃる」
「わかった、なら私のかばん、見ておいてね」
鈴凛さんは南条さんのカバンを持ち、待っていた。
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