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20話 急がずゆっくり食べて

次に起きた時、後悔することになる。本の上に眠ってしまっていて、本のページがぐちゃぐちゃになっていた。

「ああっ、どうして……」

そう思っている時間はあまりない。

「ごはん食べなきゃ……」

急いでご飯を食べないと学校に間に合わないのだ。

「ごはーん!!!」

僕は急いでパンを食べ、車に乗り込んだ。

「幸くん、どうしてそんなに急いでるの?」

「どうして急いでるのって?だって学校に間に合わなくなるもん」

「何言ってるの?まだ出発する時間じゃないよ」

時計を見るとまだ家を出発する時間じゃなかった。

「あらぁ~」

「ゆっくり食べてね、のどに詰まるぞ」

僕はゆっくりご飯を食べた。

(しかし、急いだのに……ここで足止めされるのか……)

そして僕は車に乗り込んだ、眼鏡を着けた、くっきりと外の景色が見えるようになった。

ぉはよぅ(おはよう)

「おはよう、鈴凛さん」

「ん……」

そして車が出発した、外の景色は本当にキレイだ……

「幸くん、外の景色、いいでしょ?」

「いいですね、特に自然が……」

景色を楽しんでいる内に車から降りる場所に着いた。

「いってらっしゃーい」

「いってきます、恵さん」

そうして僕は学校に歩き出した。

(コンビニに寄り道するか)

僕はチョコのお菓子を買った。

「これ美味い……うんまぁい」

僕は学校に向かいながらチョコのお菓子を食べた。

「これ、うまいんだよなぁ~」

後ろから六車くんがやってきた。

「六車くん……いつから後ろにいたの?」

「この声、主席君だなぁ?眼鏡を着けてたから気が付かなかったぞぉ」

「そうなんだ……」

僕は眼鏡を外そうとしたが、六車くんに眼鏡を抑えられた。

「眼鏡を外したら見えなくなるんだろ?親父から教わったんだ」

「そ……そうだね」

そうして六車くんと横並びで歩いて行った。

「しかしよぉ、数学の問題、難しくないかぁ?」

「まだ簡単な方だよ……なんなら中学生のレベル」

「主席君の中学生レベルは俺の大学生レベルなんだよなぁ~」

そんなくだらない話をしていたら学校に着いた。

「よぉし、一旦お別れだな、じゃぁな」

そう言って六車くんは走って教室に向かった。

「……疲れた」

歩くだけで疲れてしまった。どうしてこんな早く疲れるのだろう?

最後まで見てくれてありがとうございます。

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