113話 遊び疲れ
夕方まで遊んだ僕たちはへとへとになっていた。
「へぇ……疲れたねぇ」
「だねぇ、幸くんへとへと」
徒歩で家まで帰るとなると少しだけ大変なのかもしれない。
「うへぇ……動いてないのに暑いね~」
「幸くんが溶け始めてる……急いで帰ろう」
僕たちは体を拭き、各々着替えを済ませ、家に帰った。
「でも面白かった!」
「鈴凛さん……」
僕たちは山の中にある道をバイクで爆走、15分ぐらいで家にたどり着いた、徒歩だったら数時間かかっているのだろう。
「ただいま~」
「おかえりーって川の臭いが凄いから風呂に入ってきなさい」
「わかったよー」
「でも……幸くん一緒に入る?」
「……本当に困る質問するのやめて?」
二人とも川の臭いがするのなら一緒に入るのがいい、だが僕はそれがどうしても恥ずかしい、恥ずかしくて鼻血を出してしまうだろう。だが1人で入るのだと臭いが部屋に染みつく、なら鈴凛さんに先に入ってもらう方がいいのか?
「鈴凛さん、先に入ってください、僕は大丈夫なんで」
「わかった!」
鈴凛さんは嬉しそうに風呂場に向かった。
「幸くんは入らないの?」
「後で入るので、だって風呂場に男女、何も起こらないはずもなくでしょ?」
「それどこで覚えた」
「yantube」
そして僕は鈴凛さんが風呂から出てくるまで待機した。
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