9話 コモドドラゴン!?
僕は鈴凛さんが居る部屋に入った、そこにはワニに似た何かがいた。鈴凛さんは本棚の上にいったん退避していた。
「コココココココモドドラゴン!!!!」
「どうしてこんなやつが部屋のど真ん中にいるんだよ……誰かが放し飼いにしたか……逃げ出したか……それとも野生か……ってこっちに来たぁぁぁ!?!?」
僕は急いで階段を上がった。
(確かこいつはコモドオオトカゲだった気がするけど、個人で飼育は駄目だろーっ!!!)
僕は会談からコモドオオトカゲを見ていた、すると階段を上がってきた。
「どうして僕はこんな目に会ってしまうんだろうな!?」
僕は窓を開け、屋根に登った。
「ここまでは来れないだろう……って嘘だろ……どうして屋根まで登ってこれるんだよ!?」
(まずい、このコモドオオトカゲ、僕が餌に見えてる!?)
僕は何かないかと周りを見渡したが屋根の上だ、ハトの巣しかなかった。
「どうしてハトの巣があるんだよぉ!?!?ってドリャァァァ!!!」
僕はこっちに猛突進してくるコモドオオトカゲを腰の力をフルに使って後ろに投げ捨てた。
「コーッー!!!」
そしてコモドオオトカゲは地面に打ちつけられ、そのまま気絶した。
「さて、警察に連絡しないとな」
僕は警察に連絡をした。
「あの、恐らく野生のコモドオオトカゲが僕を襲ってきたんですけど」
「それって、ただのトカゲじゃないのか?」
「いえ、コモドオオトカゲです、今すぐ来てください」
そして数分後、警察が到着した。
「これが……コモドオオトカゲ……触っても大丈夫だよな……」
「多分大丈夫だが……これを飼育してはいけないよな……」
警察はコモドオオトカゲを持っていった、どうしてこんなことに巻き込まれるんだろうか……?
「さてと、鈴凛さんは大丈夫かな」
僕は鈴凛さんの様子を見に行った、どうやらまだ怖くて本棚の上に乗っていた。
「ただいまー……何この部屋の荒れ具合」
「あー……コモドオオトカゲが部屋に入ってきた」
「コモドオオトカゲがこの地域にいるか」
「コモドドラゴンぃた!ここにぃた!」
「鈴凛も言ってるし、いたのね、はいはい」
そうしてコモドドラゴン騒動は一旦収まった、そしてのちにわかったのだが、密輸でこの村に隠れていた密輸者が警察に逮捕されていった。恵さんは逮捕の事をドナドナと言っていたけど、どういう意味なんだろう?
「ねぇ、ドナドナってどういう意味?」
「ドナドナって言うのはね、連れていかれるってことなの」
「へぇ……コモドオオトカゲは警察にドナドナされて、犯人もドナドナされたのね」
「そうそう」
また一つ、賢くなった気がする。
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