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道を極めたおっさん冒険者は金が余りすぎたので散財することにしました。  作者: 空戦型


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36-6

「我々第二次捜索隊は支部の精鋭部隊で、総数は11名。五日前から慎重に捜索を進めていました。そこに、ラバールの言う三体の怪物が姿を現したのです。私も咄嗟のことで身を守るのが精一杯でしたが、一つはとても巨大なアラクネのようなシルエットだった気がします。二体目は遠くてはっきり見えませんですたが、肉塊のような気味の悪い形だった印象があります。三体目は比較的ハッキリ覚えています。水晶のようなウロコを纏った怪物でした」


 三体目の話でソーンマルスの眉がぴくりと動いたが、彼は沈黙を保った。


「それで、君たちも戦闘に巻き込まれたと?」

「はい。余りにも激しい戦いに我々は身を守るのが精一杯になり、捜索隊は分断されました。何人かは撤退する背中を見たので難を逃れたと思いたいですが、実際のところは不明です。私は戦いに巻き込まれて負傷したラバールを救助し、一時撤退。偶然発見したこの家でやむなく身を休めていたのです」

「戦闘が起きたのはいつ頃の話だ?」

「……三日前の夕方頃のことだったと記憶しています」


 だとすると、彼女たちは結構な時間ここに居座っていることになる。

 ミュルゼーヌはそこを突かれることは予期していたらしく、意気消沈した面持ちで理由を説明する。


「その……恥ずかしながら、ここが森のどこなのか私には分からなくて。多少森の心得はあるのですが、必死に逃げる余りにまったく知らないエリアに来てしまったため帰り道が……」


 ぎゅっと拳を握りしめて己の不甲斐なさに打ちひしがれるミュルゼーヌ。

 確かに冒険者にとって二重遭難というのは絶対に避けるべきことであるが、彼女を襲った更なる不運が追い打ちをかけた。


「三つ巴の戦いに巻き込まれた際に道具袋が破壊されてコンパスがなくなり、吹雪が激しくなり太陽の位置も星の位置も確認出来ず、ラバールも方向感覚が狂って帰り道を見失ったということで、ここで救助を待つしかなくなってしまったのです」

「そうか。大変だったな……」

「ついでに言わせて貰うと、ぼくは帰りに三つ巴の戦いに再度巻き込まれる可能性も怖かったね」

「確かに、確率が低いとは言え明確なリスクがあると決断には勇気がいるからな」

「なんだ、あんた以外と話の通じる人だな」


 ラバールが急に人懐こく笑ってハジメの肩を叩く。

 どうにもこの男、厄介で気難しいが悪人の類ではなさそうである。

 一通りの話が終わってから、ミュルゼーヌは決意したように立ち上がる。


「あの!! 貴方はこれから森の捜索を行なうのですよね!? でしたらどうか私を手伝わせて貰えませんでしょうか!! 隊長以下捜索隊の面々は全員が近しい仲で、このままおめおめ見捨てて帰れません!! たとえリスクがあろうとも、私は仲間を助けるために道を切り開きたいんです!!」


 彼女の言葉には、不思議と胸を叩く力強さを感じた。

 一度請け負った仕事を仲間を見捨てて放り出すことは、確かに冒険者的に褒められたものではない。

 ただし、それは実力が伴っていればの話であり、心情と力量は切り離して考えるべきだ。


「俺はこの仕事の推奨レベルを80以上と見ている。レベル外の特殊な技能や知識があるならともかく、そうではないのであれば許可は出来ない」

「しかし、行動なくして結果は……!!」

「ダメだ。そも、君はギルドに帰って状況を報告する義務がある。行方不明者扱いになっているラバールも連れてな。俺たちが出来るのは君たちを安全圏まで届けることまでだ」


 確かに仕事を放り出すのは褒められたことではないが、論理的に考えて仕事の続行を断念せざるを得ない状況にあっては現実的な選択をすべきだ。それで戦おうというのは単なる無謀だし、それで万一命を落とせば依頼主に余分に迷惑をかける。もしもおめおめ戻れば依頼主に失望されるとしても、失敗や断念という結論は速やかに出すべきだ。


「……」


 一瞬だけミュルゼーヌの瞳の奥に獰猛な光が見えたが、彼女はそれ以上口答えせず「分かりました」と素直に引き下がった。あれは納得していないな、と、ハジメは内心呆れる。


「帰り支度をします。出発はいつですか」

「いつでも」

「では大至急」


 駆け足でミュルゼーヌが最初にいた部屋に戻っていく。

 彼女が律儀にドアを閉めて背が見えなくなったところで、ラバールがハジメに耳打ちする。


「ミュルゼには気をつけた方が良いよ」

「というと?」

「心の中が地雷原なんだ。あんた多分地雷踏んだから」


 どういうことか、と問う前に、荷物を纏めたミュルゼーヌが部屋から出てきたのでラバールは何食わぬ顔で自分も帰る準備が出来ていると急かした。二人はそのまま速やかにツナデの護衛の下にギルド・バルグテール支部への帰路に就いた。


 彼らが遭難したのは、偶発的な事故の他にリシューナが研究所周辺に施していた隠匿魔法が作用している部分もあったと思われる、とは彼らが去った後にヤーニーとクミラがこっそり教えてくれたことだ。


 ただ、ラバールが耳打ちした言葉は心の隅に留めておくことにした。

 女性の恨みは男性の恨みとは性質が違うものだ。


 二人の救助者が去ったあと、ソーンマルスがハジメに近寄ってきた。


「少しいいか。さっきの二人が言っていた三体の化物のことだが……」

「アラクネのような怪物、肉塊のような怪物、水晶のようなウロコを纏った怪物……だったな」

「そのうちの水晶の怪物は姉上である可能性がある」


 ソーンマルスが鎧の右手を見せる。

 すると、彼の右手を結晶がみるみるうちに覆いクリスタルゴーレムのように無骨で大きな拳に変わる。


「このように結晶騎士クリスタルナイトの鎧は結晶を纏わせることも出来る。全身を覆えば見間違いされる可能性はあるのだ……幾ら姉上の仰ぎ見るべき美貌とて分厚い結晶越しでは見る目のない者には伝わるまい」


 さも残念そうに悩ましげなため息をつくソーンマルスは相変わらずシスコンだが、ありうる話ではある。シーゼマルスのレベルを仮に90として、それが互角の相手と目の前で三つ巴の戦いを繰り広げれば、壮絶な戦いに圧倒されて過大な印象を抱いても無理はない。


「ともあれ、予想以上にここの捜索は難しそうだ。こうして拠点も確保できた今、必要な人員を補充しよう」


 こうして、捜索活動は本格化した。


 まず、リシューナの研究所は周囲の環境や侵入者を観測するための設備も充実していたため、これを拡充することによって捜索範囲を効率的に拡大する案が採用された。

 具体的には、ヤーニーとクミラの監修の下に村から呼び出したショージが作成した巨大な杭のようなマジックアイテムを効率的に大地に打ち込むことでより広範囲を効率的に偵察する。

 実際に人の身長ほどあろうかという杭を手にしたショージが説明する。


「マジックルーターだ。転生者連中にはWi-Fiルーターみたいなのをイメージして貰えると分かりやすいと思う。こいつを等間隔に設置することでこの研究所からの偵察魔法の範囲を増幅させることが出来るって訳」


 一度捜索した場所でも後から異変が起きる可能性はあり、それを毎回見回って確認するのは現実的ではない。しかしマジックルーターを設置すれば、異常を感知したときだけその場所を見に行けばいい。

 しかも、今は情報処理能力が恐らく世界一優れているカルマがいるので、彼女に情報をリンクさせれば四六時中誰かが観測結果とにらめっこする必要も無い。


「ま、アタシの処理能力を以てすれば手間とさえ言えないわね。伝達すんのが面倒だけどヤーニーとクミラにずっとこんな退屈な作業させるのも気が引けるし、引き受けてあげたわ」


 続いて、捜索チームを三つの班に分けることが決まった。


 一つは拠点を維持・防衛する面子。

 この拠点は森の中を捜索したり救助者を休ませるのに非常に都合が良い。どうにも一度は襲撃を受けたようだし、周囲に魔物の気配がないとは言え油断は禁物だ。

 拠点防衛はカルマを軸にサポート役のヤーニーとクミラ、ショージ。そして退避時のサポートにNINJA旅団の期待の新人、ラビットマンの娘のダンゾウが呼び出された。


「ま、師匠マスターに『上位の敵の空気を感じてこい』って……雑用、料理、寝ずの番、その他諸々何でもしますので追い返さないでくださいねぇ……?」


 ふるふる震えながら何となくいじめっ子が虐めたくなる卑屈さのある笑顔で媚びるダンゾウはまったく戦力になりそうに見えないが、ライカゲは逆にそこがダンゾウの強みだと考えているようだ。

 実際、こんななりで既にベテランクラス相当にまでは鍛えられているし、性格が決断力に全く絡まないので怯えたままベストパフォーマンスを発揮し続けるという。この辺りの人格は元愛玩奴隷という経歴によるものかもしれない。


 閑話休題。

 二つ目の班は、先ほどのマジックルーターを効果的な位置に埋設する班だ。

 これにはフェオ、シャルア、そして本人曰く「イザエルのマシンガントークから逃げてきた」というレヴァンナの三人が抜擢された。


「レヴァンナさんとチーム組むのって何気に昇格試験以来じゃないですか? うわー、足引っ張らないようにしないと!」

「あははは……そこはまぁ役割分担でいいじゃない。戦闘は任せてよ」


 無邪気なフェオは昇格試験後の酒に酔ったせいで少々忘れているが、レヴァンナにとって昇格試験の話は苦い過去になっている。とはいえレヴァンナも自身の自己嫌悪との距離の取り方が身についてきたようだし、元々彼女はフェオに対して好感があるので悪いようにはならないだろう。

 そしてシャルアも任せたことはこなせる男だ。


「先生のご命令とあらば、このシャルア粉骨砕身の覚悟で! と言いたいですが、その前に皆さんを連れて確実に撤退致します!」

「うん、安全が優先でいい。頼りにしてるぞ」

「先生が私を……頼りに……えへ……ハッ」


 ほんの一瞬メスの気配が滲んだシャルアは、フェオたちに悟られないほど早くマインドセットを建て直した。彼は今、ハジメへの尊敬と恋慕のバランスが崩れると性転換してしまうという難儀すぎる状態にある。


 一応ハジメも彼をメス化させる文字の並びがないか一度頭の中で考えてから言葉にするようにしているが、あんまり褒めるのもよくないらしい。普段のやりとりももう少し気をつけなければと思うと共に、浮気がバレかけて焦る人間の真理はこういう感じなのだろうかと背徳感を覚えるハジメとシャルアであった。


 ともあれだ。

 森の気配を鋭敏に感じ取り、錬金術でマジックルーターの埋設が容易なフェオ。

 タンクとして優秀であり、空間魔法で確実性の高い撤退が可能なシャルア。

 そして戦闘力と飛行力どちらも高水準で纏まったレヴァンナ。

 通常移動時にレヴァンナがフェオを抱えれば飛行が可能なので非常に埋設効率のよいチームだ。彼らは拠点を中心に近いエリアからルーターで捜索範囲を広げて貰う。


 そして最後がハジメを中心とした深層探索チームだ。

 深層探索チームは深層目がけて前進しながら道すがらにマジックルーターを埋設していく。つまり、一番危険な場所へ向うチームということになる。


 メンバーはハジメと依頼者ソーンマルス、サポート役のツナデ、そして最強の肉壁シスター・マルタと現魔王ウルである。普通なら過剰戦力なのだが、ハジメはこれに加えてインスタンツサモンでライカゲとアンジュを呼び出す準備もしている。


 『神の躯』疑惑のある相手に出し惜しみはしたくない。

 不老不死のマルタと魔界の魔法をも極めたウルはその対策として心強い。


 最初からライカゲとアンジュを呼んでいないのは、万一拠点やフェオの班が襲撃された場合にそちらに出てきて貰うためだ。フェオは以前純血エルフの姫オルセラによってハジメと部分的に感覚のリンクが出来るようになっているので、ハジメの代理人としてインスタンツサモンの発動が可能だ。カルマは自力でインスタンツサモンより強力な空間転移をしよう出来るので関係ない。


 ただ、ソーンマルス一人が「ふ、婦女子だらけ……」と困惑していた。

 言われて見れば確かにそうだが、ガブリエルとノヤマはこの仕事にはやや能力不足だし、NINJAの男性陣は雪山に向いていなかったり仕事だったりで忙しい。一撃必殺の転生特典を持つゲンキなら連れてきてもいいラインだが、生憎と彼は村人ではないし本日不在だった。


「まぁ、今回は我慢してくれ」

「不満というわけではないが……シスター・マルタは特になんとなく人をイジるのが好きそうな気配がする。女が団結してイジりにくるのが俺は苦手なんだ」

「あー……」


 苦い顔のソーンマルスの言い分に、ハジメは妙に納得してしまった。

 マルタは平気で人を弄るし下ネタ系も平然と言うタイプだし、割とツナデとは波長が合う節がある。ここに女同士で集まるとテンションの高まりがちなウルが加わるとシスコンで女が苦手というクセの強いソーンマルスを結託してイジりにかかるのはありそうなことだ。


「まぁ、マルタ以外は分別は弁えているから大丈夫だろ」

「一人ダメな奴がいるんじゃないか!!」

「そういうリアクションしてると余計に目をつけられるぞ」

「ぬぐっ、また姉上と同じことを言う……!!」


 言葉に詰まるソーンマルスを見るに、姉のシーゼマルスも弟の気質には苦労しているようである。逆を言えばそれでも改善しないくらいソーンマルスの女性への苦手意識は深刻なようだ。

 顔の良さに反するツッコミ気質とリアクションの良さが余計にイジり好きを呼び寄せる悪循環である。

 一応ハジメは皆に釘を刺しておくことにした。


「クライアントを余り困らせないように。そもそも気を抜いて良い状況ではないからな」

「はいにゃー」

「気をつけまーす」

「……え? なんか言った?」

「おいハジメ、聞いてすらいないぞこのシスターッ!? 本当に大丈夫なんだろうなぁこの面子でぇ!?」

「大丈夫だ。あんなのでも仕事が始まれば指示はしっかり聞いてくれるから。なぁ、マルタ?」


 一応再度念を押したがマルタは「はいほーい」と緊張感ゼロのボケっとした態度で返答し、ソーンマルスの不安感を二倍の逆風で煽ったのは言うまでも無い。

 しかし、ハジメは少し妙に思った。

 マルタは共に仕事をした階数は少ないが、彼女が話を聞いていないほど気もそぞろな場面は初めて見た。大切な仕事を前に不安要素を抱えたくないハジメは彼女の本名を呼んでみる。


「どうしたんだクマダ・チヨコ」

「その名前で呼ぶなっつの!!」

「予想通りのリアクション。完全に上の空という訳では無いらしいな」

「あー……まぁ、アンタには話してもいいか」


 マルタが手招きして少し皆から離れたので着いていくと、彼女は不自然なほど落ち着いた瞳でハジメを見る。


「今朝方、神が枕元に立ってね……この仕事を手伝えば、望むものが手に落ちてくるってさ」

「お前の望むもの、それはつまり――」

「600年続いた旅路の終わり、ってことよね」


 マルタの望み、それは不老不死の転生特典から解放されて死に至ること。

 彼女はクマダ・チヨコであり、死ねないことに狂った鳥葬のガルダであり、そして死を待つ似非修道女マルタでもある。二度も名前を変え、多くの人を殺めてまで続いた旅路が――この戦いで終着点を迎えるかもしれない。

 望んでも手に入らなかった運命を前にして、彼女が気もそぞろになるのは無理らしからぬことだ。

 しかし、ハジメにはそれが聖天の霹靂に感じられた。

 話を聞いていない皆の談笑と余りにも乖離した現実に、動揺を覚える。


「死ぬ――のか?」

「分かんないけど、多分」

「……当然、今更帰れと言っても帰る気はなさそうだな」

「ん。でもまー『仕事を手伝えば』ってことだし、あんたらを巻き添えに死ぬってことはないと思うわ。あの神もそこまでひねくれ者じゃないだろうし、仕事はちゃんとやり遂げるから安心してちょーだいな」

「塾の子供達が、寂しがるな。俺も……少し、寂しい」


 彼女は許されざる指名手配犯であったし、これは近々来ることの確定していた事象だ。しかし、真人間とまではいかなくともそれなりに自然体で村の生活に混ざり、面倒臭そうながら子供達の面倒を見て愛されていたマルタという女は、存外に普通の女だったように思う。

 いなくなっても仕方ない相手だとしても、彼女の喪失を素直に後推しする気にはなれなかった。

 マルタは意外そうな顔をしたのち、ぷっと吹き出した。


「笑う場面ではないぞ」

「いや、だって……フェオたちがアンタを可愛いって思うのは、そういう所なのかしらね? しょんぼりしちゃってさー……くくっ」


 こみ上げる笑いを何とか堪えたマルタは、ハジメの背中を叩いた。


「ガキんちょ共には、アタシは新大陸への度に出たとでも伝えといてよ」

「……いいや。望むものが手に落ちてくるということは、それは『手段』のことだ。俺はそれに賭ける。誰が損な役回りを受け付けるか。だいたい塾の契約も満了してないのに逃げようとするな」

「お、そうくるんだ。いいね、賭けようか。アンタが勝ったら最低でも契約の満了までは待ったげる」

「足りん。契約更新だ」

「あははははは!」


 彼女は面白がり、敢えて話に乗ってきた。

 ハジメには、その選択こそ彼女も村での生活を気に入っている証のように思えた。

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