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7 囚われの精霊 ○

 あの後はトラブルもなく無事に街に帰り着いた。

 そしてアディーレと共にギルド長に事の顛末を報告をした結果、光の精霊の件が一連の事件の鍵を握っているかもしれない、という判断が下された。

 とはいえそれはあくまでギルド長の勘だ。確かな情報ではないのでギルドに登録している冒険者たち総動員でとはいかず、有志の、主に精霊使いエレメンタラーたちが協力して情報を集めることになった。セレンディアが個人で解決するつもりだった(何度も言うが彼女は友人、それも協力が頼めそうな相手が少ないのである……)のだが、予定外に事が大きくなりそうで面をくらいつつも、彼女自身もジンに頼んで精霊かぜの噂を集めてもらった。

 それらをすり合わせた結果、一部の精霊たちがやけにざわついていることが判明する。

 精霊たち自身にも、何故ざわついているのかよくわかっていないようであった。ただ『何か大変なことが起こる』と本能が警鐘を鳴らしているようだ。

 ここまで来るとセレンディアも大きな異変の前触れでは、と気持ちを引き締めた。曖昧で要領を得ない状態であっても根気良く話を聞き、ジンにも何度も街中を飛び回ってもらう。

 そして――


「……ご主人、これ、何かマジでヤバイかも……」


 情報収集から帰ってきたジンが、擦り切れそうな乾いた声で呟いた。

 何があったのかと先を促すと……光の精霊が彼の目の前で『消えた』そうだ。

 精霊はその身の霊力を全て失えば消えてしまう。力の弱い精霊も存在するし、街中でというのは珍しいが全くないことではない。


「けど……アイツ、最期に、ある方向を指でさして『助けて』って言ったんだ……。今にも消える自分じゃなく、他に危険な目に遭ってる、誰かのために」


 それは、イゲート迷宮の最奥で出会ったあの精霊と同じ。関連があると見て間違いないだろう。

 ジンはその精霊の最期がよっぽどショックだったのかずっと俯きがちで、今にも泣きそうなくらい震えていた。


「……なぁ、ご主人。こんなコト頼むのスジチガイかもしれないけど……ソイツ、助けてやってくれないかなぁ……?」


 これは言うまでもなく危険なことであるだろう。悪魔が関わっているとすでに知られていることなのだから。

 友人知人であるならともかく、見知らぬ精霊のために己の主を危地へ向かわせようとしていることにジンはその小さな胸に痛みを覚える。覚えながらも、訴えずにはいられなかった。


「ジン」


 セレンディアはすっと手を差し出した。ジンはそれがいつもの霊力供給の合図だと気付き、反射的に差し出された手の上に座る。


「今まで奔走してくれてありがとう。……後は任せて」

「!」


 霊力を供給されながら言われたその言葉にジンと、一緒に話を聞いていたルカ、グラフも身を震わせる。シルフィアーノも当然側に居たが、何やら一人何かに納得したように腕を組んでウンウンと頷いていた。


「ここまでやってもらっておきながら今更見捨てないよ。あの光の精霊とも約束したしね」


 ジンに改めて頼まれるでもなく、元々セレンディアはやる気だった。

 セレンディアは、約束は破らない。こと精霊と従魔シルフィアーノに対しては。

 自分が、彼らに助けられ続けていることを自覚しているから。力及ばず叶わなかった……ということはあったとしても、能動的に反故にする気はない。たとえ危険が待ち受けているとしてもだ。


 得られた返答に『やるぞ!』と鼻息荒く意気込むジンであったが、その決意はあっさりと打ち破られることになる。


「いや、だから任せて、って。キミたち精霊はお留守番」

「え、ちょ、待って! 何でっ?」

「何でも何も、相手は精霊を捕まえて喰らう悪魔だよ? とてもじゃないけどキミたち精霊を連れて行く気になれないよ」


 納得するしかない理由にジンはそれでもぐぬぬと不満そうな顔をしていたが、ルカとグラフはしょんぼりと項垂れる。


「あと、ギルド長に説明しておいてね」


 セレンディアだけでは片付けられない(むしろその可能性の方が高い)かもしれないし、場合によっては高ランク冒険者に応援を要請することになる。そもそももはやセレンディアのみの問題ではないのでギルド長に報告しておくことは必要だ。

 ……後に、悪魔が関わっているのに何故突っ走ったと怒られることになるが、迅速な行動が結果的に正しかった部分もあるので拳骨を食らうだけで済んだ。


「それじゃ、余裕も無さそうだし早速行って来る。留守番よろしく」


 何かが起こりそうだという虫の知らせはあった。それゆえあらかじめ準備してあったローブを羽織り、小さなポーチを腰に巻き、杖とリュックを手に取り、颯爽と立ち上がる。

 歩き始めるセレンディアの後に、さも当然とばかりにシルフィアーノはついて行った。セレンディアも彼女のことは制止しない。


「……ご主人、がんばってな」

「セレさま、シルフィちゃん、いってらっしゃい」

『武運を』


 精霊たちの声を背に受けながら、二人は扉をくぐって行った。




 事は急を要すると判断し、セレンディアはシルフィアーノに背負ってもらって空から行くことにした。悪魔であるシルフィアーノは日光に弱いし(セレンディアの霊力の保護により少しチリつくという程度に収まっているが)、あまり目立つことはしたくなかったが仕方がない。馬車では手配に時間がかかる上に移動も遅く、ならば乗馬といきたいところだがセレンディアは馬を早駆けさせることができないのだ。

 ひとまずジンの指し示した方向へ飛んでいると、ジンが何か伝えたのだろうか、光の精霊が近寄っては道を示してくれるので間違える心配はないだろう。

 やがて街を越え、遠くまで続く大地を遥かな高みから見下ろしながら、ぽつりとセレンディアは言葉を零した。


「……シロ、ボクを止めないんだね」


 シルフィアーノはかなりのヤキモチ焼きだ。見ず知らず……むしろ見て知っていてすら、他の者のために危険を冒す行為を許容しないと思っていたのだが。


「だってマスター、檻に閉じ込められるのはお嫌いでしょう?」


 あっさりとした応えに目を何回か瞬かせてから『さすがよくわかっていらっしゃる』と笑った。


 セレンディアは実家に住んでいた頃、病気なのだからと外に出られなかった。出させてもらえなかった。

 表向きの理由としては、外で倒れたら大変だから。他者に迷惑を掛けてはいけないから。


 本当の理由としては――病気持ちの娘の存在が、恥ずかしかったから。


 体面を気にする父親によって、辛うじて医者に往診してもらっていたが、自由は与えられなかった。もっとも、症状がひどくなってからは体を動かすのが辛く、自分から閉じこもりがちになったのだが。

 それゆえセレンディアが知る世界は、まだ症状が発症していなかった、発症してても軽かった幼い頃の記憶と、窓から見える景色と、唯一与えられた娯楽であった書物と。


 ……いっそ何も知らなければ、閉塞感に息苦しくなることも、外界への憧れが沸くこともなかっただろうに。


 窓から見るだけだった世界を、運命が巡り巡って、あの頃は思いもよらなかった上空から感慨深く眺めていたら、今度はシルフィアーノから話題を向けられた。


「それよりもマスター、怖くないのですか?」


 人は翼を持たない。空での生き方など知らない。

 霊術によって空を飛ぶことができる者も居るがその数は少なく、セレンディアも頭上制限のある迷宮での活動が多かったせいもあって使ったことがない。

 シルフィアーノとて得意というわけでもなく燃費の悪さにあまり使わないのだが、今は供給源が背中に張り付いているので何の問題もない。

 慣れない、地に足が付いていない、確固たる寄る辺のない状況にもうちょっと怖がって……下心を言えばきつくしがみ付いてくれないかなぁと思ったり思わなかったりしたのだが。


「だってシロ、絶対にボクを落としたりしないでしょう?」


 先ほどのやり取りをそのまま逆にしただけのようなあっさりとした、自分を信頼してくれてる、寄る辺としてくれている応えに、シルフィアーノは嬉しさを感じると同時に己の内心を恥じる。

 ましてや、


『これ以上なくわかりやすいくらいに、マスターの命を握っている』


 だなんて、あまりに暗く浅ましく歪んだ悦びを感じていただなんて、決して言えやしない。

 シルフィアーノは首輪は嵌められているものの特別に行動制限されているわけでもなく、それでも悪魔としてはかなり大人しい方であり(ただしセレンディアに害がなければ)、セレンディアと出会ってからは性格も丸くなったが、その一方で時折どうしようもない食欲や嗜虐心が沸いてくることがある。

 前者はいわば本能なので避けようがないのだが、後者は彼女のこれまでの悪魔生じんせいで築きあげられた性癖である。それを隠しているということはないものの、セレンディアに迷惑を掛けるのだけはいただけない。

 だから内心を悟らせぬように別の話題を向けようとして……慌てすぎたのか、ポロっと口を滑らしてしまう。


「ま、マスター、わたくしに背負われているだけではお暇でしょう? もっと色々お話ししましょう! 背中全体でじわじわと感じる熱も良いのですが、耳に当たる熱く湿った吐息が得も言われずゾクゾクして――」

「……うん、キミの集中力を乱して落下しちゃっても困るから、黙っておくね」

「そんなご無体な!?」


 首に回していた腕を肩に置いて伸ばし、密着させていたシルフィアーノの背から離れるセレンディアであった。




 まるで緊張の欠片もない空の旅をすること小一時間。気付けばそこは、イゲート迷宮から一日と離れていない場所であった。

 精霊たちに導かれ辿り着いたその場所は、森の中のわずかに開けた所にある、老朽化したとある貴族の別荘だった。


 そこは、八十年ほど前に、事業に失敗して莫大な借金を背負った貴族が自暴自棄になって一家諸共、使用人たちも全て巻き添えにして死んだ場所である。

 その結果、苦痛と怨念に塗れ、ゴーストやゾンビなどのアンデッドが大量に発生した、通称『死者の館』。

 アンデッド自体はしばらくして全て退治されたのだが、そんな陰惨な事件が起こった場所に手を出したいと思う者はおらず、国もアンデッド退治に費用が掛かってしまい余裕がなかったこと、立地が悪く街道から離れていたこと、そこでなければ採れない素材もなく採算が合わなかったことなど諸々の理由が重なって後回しにされ、その結果今日までずっと放置されていた。

 小さいながらも存在していた村があったのだがその事件に巻き込まれて多くが死んでしまい、生き延びた者たちも皆逃げ出してしまっていた。管理する者もなく、風雨に晒されて朽ちてゆくのを待つばかりな状態であったのだが……そこに悪魔が住み着いた、ということなのだろうか。


『シロ、どう?』

『……臭いが色濃く残っているので間違いなくここに棲み付いていますわね。今は近くには居ないように感じられますが……油断は禁物です。用心するよう、お願いしますわ』


 二人は念のためこの村へ入る手前から警戒し、心話で会話をしていた。

 外から確認をしてもらってから、小さく開いたままの正面扉からそっと中を覗いてみる。当然明かりは灯っていなかったが、入り口から、割れた窓から、天井の穴から差し込む光によって、真っ暗ということはなかった。明かりを作るのを控え、ゆっくり、物音を立てないよう侵入する。

 ――異変は、探すまでもなくすぐさま目に飛び込んできた。


「……っ!?」


 貴族の館らしく、入ってすぐの場所はエントランスホールとなっていた。吹き抜けの大広間に左右にカーブを描く階段、正面の壁には大きな扉と左右の上階部分を繋ぐ渡り廊下があった。

 注目すべきは中央。ちょうど天井部の穴によってスポットライトのように光に照らされているというのもあるのだが、それ以外にも光が『集まって』いた。

 少なくはない数の小さな光球が、忙しなく飛び回るものもあればゆらゆらと揺れるものもあり、明滅を繰り返しているかと思えばフッと消えるものもあり。

 それらの光――精霊たちの中央には、一人の少年が横たわっていた。


 年の頃は見た目的にはセレンディアの少し下、シルフィアーノと同じくらいだろうか。

 くすんだ金髪に病的なまでに白い肌。端正であろう顔は今は苦悶に歪み、全身は遠目からでもわかるほどにボロボロで、かなり衰弱しているようだった。

 そしてその身の所々が霞んで見える。つまり、彼は少年の姿形を取っているが、人間ではない。

 彼が、光の精霊たちが騒いでいる原因の、囚われの精霊だろうか――そのようなことを考える間もなく、セレンディアは駆け出した。


「ねぇキミ! 大丈夫!?」


 しかし、彼女はよく考えて行動するべきだったのだ。

 ここが、どこであるのかを。


「マスター、いけませんわ!」


 いち早く……いや、数歩遅く気付いたシルフィアーノ。制止の声を掛けるが止まりそうもない。

 追い掛け、なびくローブの裾を掴み、力一杯セレンディアを後方へと引っ張り……反動で己の体が前方へと傾ぎ、倒れ込んだ。


 ドンッ!!!


「きゃあああああああっ!!」

「シロ!?」


挿絵(By みてみん)


 シルフィアーノが倒れ込んだ床から荒々しい霊力が巻き起こり、その衝撃に耐えきれず悲鳴をあげる。

 力任せに引っ張られたせいでかなり後方へ転がり目を回していたセレンディアは、その声でやっとトラップが仕掛けられていたことに気付き、自分の迂闊さを呪った。


「シロ、シロ!!」

「近付かないで!」


 滅多に浴びせられることのないシルフィアーノの怒ったような声に一瞬体がすくむが、この場はそれでよかった。無策で近付いたところで同じ目に遭うだけだ。

 気持ちを落ち着けるよう、深呼吸をしてから立ち上がる。


「シロ、大丈夫……?」

「えぇ、今のところは、ですが。やはりこれはあの迷宮にあったものと同じ、霊力を持つものを捕らえ、絞り取っていくもの、ですわね」


 イゲート迷宮にあった陣は部屋全体に悪魔文字が書かれ、とてもわかりやすいものであった。それで先入観が植え付けられてしまったのだろう。見た目ではわからない、悪魔の残り香が強く感覚でもわかりにくい、隠された陣を見抜けなかった。この少年型精霊が目立つ場所でこれ見よがしに転がっているのも、こうして誰か――主に精霊だろう――を誘き寄せる撒き餌であったのだろう。

 毎日毎日、莫大な保有霊力量を誇るセレンディアから霊力を得ていた影響か、シルフィアーノの保有霊力量も契約当初よりかなり増えているし、契約主がすぐ近くに居るので補給もされる。そのためすぐさま大事にはならないが、まんまと罠にハマってしまったこと、身動きが取れないことと、何よりセレンディアからもらった大事な霊力が奪われていることにシルフィアーノは激しく苛立ちを覚える。

 しかも、だ。この罠は霊力が多い者ほど強く縛り付けるもののようだ。力任せに破ろうとしても霊力を篭めた先から奪われ押さえつける力が増していくし、自身の霊力の多さのせいで拘束力も強く霊力の補助なしに破るには力が足りないという状態だ。内から破るのは厳しい。

 例外もあるのであまり当てにならないが、精霊は力が強いほど実体が大きくなる傾向にある。他の精霊たちから助けを求められるくらいだし、捕らえられている少年もかなり強力な精霊なのであろうが、その強力さゆえに逃げられなかった、ということか。


「……ぅ……」


 騒いでいたせいだろうか、少年がうっすらと目を開ける。しばし焦点が合わず視線がさまよっていたが、眼前で同じように倒れているシルフィアーノの姿に目を細める。


「君は……悪魔……あの悪魔おとこの、仲間……? ……いや、だったら、このような状態には、なってはいない……か……」


 掠れた声での呟き。太陽を彷彿とさせる陽色の瞳にも力が感じられず、明らかに霊力が足りていないのだろう。

 彼に群がる光の精霊たちも、彼を助けようとしているのか、ただ単に一緒に捕まっているだけなのか、周囲をふらふらと漂っては、一つ、また一つと消えてゆく。


「仲間だなんて冗談じゃないですわ! ワ タ ク シ の! マスターが、わざわざ貴方を助けるためにこのような所まで来たのですのよ!」


 少年が悪魔に対し警戒をするのは仕方のないことだと頭ではわかっているのだが、同類――それも間違ってはいないのだが――扱いされそうになり、マスターの厚意すら無にされてたまるかとガッツリと主張をする。

 悪魔シルフィアーノの言葉に少年は目を軽く見張り、巻き込まれないよう離れた場所で様子を伺っていたセレンディアの姿を認め……困ったように微かに笑った。


「……あぁ、人間の少女よ……君に、感謝を、捧げよう。……しかし、この場に居ては、駄目だ……早く、離れなければ、あの男が……」


 息も絶え絶えで弱り切っているだろうに、少年はまずセレンディアの身を案じた。

 瞬きすら億劫で、呼吸もか細く、指一本動かすこともできず。残りわずかに見える霊力いのちを削られながらも、それでも弱音を吐くこともなく、助けを求めることもなく。

 自己を省みずに他者を憂う。光の精霊とは皆このような性格をしているのだろうか。

 光の精霊たちやジンの懇願は関係なしに、セレンディアはこの少年を救出しなければ、と強く思い、杖を握りしめる。


「……帰らない、帰れないよ。シロも捕まっちゃってるし。これから解除を――」


 陣を解除する術を使うべく近づこうと立ち上がるセレンディアだったが、不意に頭上から大音声が響き遮られることになる。


「フハッ、フハハハハハハハハハッ! ノコノコと餌がやってくるから隠形で様子見しておれば! 貴様、シルフィアーノじゃないか!」

「……えっ?」

「ちょ――」


 見上げると、二階の渡り廊下部分の崩れかけた柵に、いつの間にか一人の男――悪魔が腰掛けていた。

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