表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/239

第五夜 がんばれゴエモン2

一つ、ゲームの話でもしようか。



『ゲームは一日一時間』


そう、昔の人は言いました。

しかし、たったの一時間でクリア出来るゲームなどそうありません。今でこそいつでもセーブがゲームの基本となっていますが昔はあっても記録の飛びやすいバッテリーバックアップ、それも長丁場になりやすいRPGやアドベンチャーゲームばかりでそれ以外のアクションゲームなど、特にファミコン時代はセーブ出来る機能が搭載されている事は本当に稀でした。

やっと辿り着いた最終面、今までの苦労が報われようかというその時に「いつまでゲームやってるの!」と無情にも電源を切られる……そんな経験をしたオールドゲーマーの方も多いのではないかと思われます。

今回取り上げるのは、そんな子供泣かせのアクションゲームの一つ。

「がんばれゴエモン2」になります。


まず最初にお伝えしなければならないのは、単純に「がんばれゴエモン2」と言うと二つのソフトが存在するという事です。

一つはスーパーファミコンの「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」。世間的に有名なのはこちらの方で、今なお根強いファンが多い名作です。

もう一つはファミコンの「がんばれゴエモン2」。別にどちらかが偽物という訳ではありません。販売元のコナミが、スーパーファミコンでがんばれゴエモンシリーズを展開する際にナンバリングをリセットしてしまった為、このようなややこしい事になってしまった訳です。

ここで話題にさせて頂くのは後者のファミコンソフトの方になります。前者の陰に隠れる形になってはいますが、こちらも遊びやすい名作です。


……なのです、が。


ここで問題になるのが前述のセーブ問題。先程ファミコンのアクションゲームにはセーブ機能はまずないと言いましたが、このソフトも勿論例外ではありません。それでいて、クリアにめちゃくちゃ時間がかかるのです。

山のような寄り道要素を一切無視しても一時間は恐らく切れません。スーパーマリオブラザーズのような、面ワープによる短縮も出来ません。

当時の小学生で親に邪魔されずに最後までクリア出来た人は、果たして何人いたのでしょうか……。

とは言え、ただ体力を回復するだけでも手段が色々ある、様々に特色のあるそれぞれの地域、クリアに関係ないお遊び要素も充実など、時間さえ許せばとことんまで楽しめる利点も沢山あります。筆者も纏まった時間があり、ファミコンを遊びたい時はよくこのソフトで遊んだものです。

時には作中の大小博打で一文無しになり博打代を稼いではまた博打……というカ○ジも真っ青のギャンブル漬けになった事も……。


結論。ゲームに熱中するのも、程々にしましょう。ね。



とりあえず、今回はこれにて。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ