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第二百二十夜 ゲームセンターCX 有野の挑戦状2(前編)

一つ、ゲームの話でもしようか。



さて「2」です。何の「2」かと言えば、「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」の「2」です。

実を言うと筆者、「有野の挑戦状」はこの「2」の方を先に買っています。深い理由は特になく、単に売っているのを目撃したのが「2」の方が先だったので……。

結果的に言えば、この「2」の方が筆者は好きです。何より、こちらの方が収録ジャンルに好きなものが多い。

加えて、前作のゲームの実に半分の数がマイナーチェンジ版として収録されている大ボリューム。前作でしか遊べないゲームも面白くはあるんですが……。

それではそんな、「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」。一体どのようなゲームが収録されているのでしょうか。


本作はニンテンドーDS中期、旧バンダイナムコゲームス、現バンダイナムコエンターテインメントよりニンテンドーDSにて発売されたゲーム集です。基本的なシステムや流れは前作のままに、あらゆる点でパワーアップが図られています。

以下はストーリー。プレイヤーである『あなた』の手により、一度は無念を晴らし消滅したかに思われたゲーム魔王アリーノー。しかし有野の新たな挑戦失敗の度にまた無念は蓄積されていき、遂にアリーノーは復活を果たしてしまう。復活したアリーノーは、再び『あなた』を八十年代の世界へと送り込む。果たしてあなたはありの少年の協力の元、アリーノーの出す挑戦を全てクリアし、今度こそアリーノーを完全消滅させる事が出来るのだろうか――!? といった感じになっています。大筋は前作とほぼ変化がないので、今回は簡易バージョンにしてみました。

一応前作の続きという体は取られていますが、前作と本作の間に特に繋がりはありません。ありの少年のリアクションも、完全に初対面のものですし。

ただ前作に収録されているゲームは本作でも同じ頃発売されたという設定らしく、今回も登場するゲームファンマガジンの売上ランキングなどで名前が出てきたりします。この為本作を先にやって後で前作をやると、同時期に発売された筈の本作のゲームの話題が影も形もないという順番上仕方がないけど違和感の強い事になったりも。まあ前作の世界では本作のゲームは発売されていないのでしょう。多分。


まずは前作との仕様の違いを。本作では前作にあったやりこみモードがなくなり、各ゲームのプレイ記録は本編内で見れるように変更されました。

これによりセーブ出来るゲームのデータも、本編内のものだけに統一される事に。但し今回は「ガディアクエストサーガ」にデータ初期化を躊躇う仕様が追加されたりした為、ここは賛否両論か。

代わりに本編とは独立したモードとして、『本日の挑戦』というモードが追加されました。これは日替わりで出題される、本編のものとは異なる挑戦をクリアしていくというモードです。

お題となるゲームは本編で挑戦対象ではないゲームも含まれ、また本編で解禁されていないゲームもお題として登場します。また挑戦をクリアした後も、日付が変わるまでは引き続きお題のゲームを遊ぶ事が可能です。

挑戦は一度以上挑む、またはクリアするとアリーノーからポイントが貰えます。挑んだポイントを貰った後で挑戦をクリアしても逆に貰わずにクリアしても、最終的に手に入るポイントは同じになります。

そうして集めたポイントの累計により、電源投入時のありの少年のボイスやありの少年のシャツの柄の種類が増えたりします。これらはスタートメニューの『設定』でそれぞれ設定する事が出来ます。

言わば本作のやり込み要素に当たるこのモードですが、それだけあって楽にポイントを稼がせてはくれません。挑戦はクリアする度どんどん難易度が上がっていき、最後の方は達人級の腕を要求されたりも……。

一週間連続挑戦クリアやニンテンドーDS本体に設定した自分の誕生日に挑戦に挑むなどで貰えるポイント量は増加するので、それらを上手く利用していくのが吉。ちなみにシャツの中には、決まった日付に挑戦に挑まないと手に入らない特殊な柄もあります。


設定で選べる項目は電源投入ボイスやシャツの柄だけではなく、ありの少年のボイスそのものをオンにするかオフにするかも選べます。これをオフに設定すると、プレイ中ありの少年が一切喋らなくなります。

『ボイスなしで静かに遊びたい』という声に応えた形の機能追加ですが、本作ではありの少年のボイスも大幅に増加しているので、出来れば聞きながら遊んで頂きたいところ。ちなみにこのボイスの有無、切り替える度にありの少年が専用ボイスを喋ります。しかも数種類アリ。


本編中で出来る事にも変化があり、前作までのゲームプレイ、ありの少年との雑談、雑誌を見るの他に、『電話をかける』と『お店に行く』が加わりました。電話をかけるは最初から、お店に行くは挑戦が進むと行えるようになります。

電話をかけるは、更にありの少年の友達にかけるかアリーノーにかけるかを選ぶ事が出来ます。友達にかける場合は、今挑戦しているゲームのテクニックなどを教えて貰う事が出来ます。

そしてアリーノーにかけた場合は、現在出されている挑戦をギブアップするか選ぶ事になります。ギブアップした場合、その挑戦は失敗という形で次の挑戦に進む事になります。

ギブアップする事によるペナルティなどは特にありませんが一度ギブアップした挑戦に再び挑む事は出来ず、記録にも残り続けるのでなるべくならギブアップせずクリアしてしまいたいところ。恐らくは前作で挑戦がクリア出来ずに詰まるプレイヤーが出た為の措置でしょうが、本作の挑戦は前作より易しいものが多いのでギブアップせずとも十分クリア出来る範疇だとは思います。

お店に行くはありの家を出て、近所にあるゲームショップ『わくわくボーイ』に向かいます。ここでは前作のゲームや本作のゲームのマイナーチェンジ版を試遊する事が出来ます。

ここで遊べるゲームは挑戦対象にはならず、読める説明書も簡易版になっています。最初に訪れる事が出来るようになった時点では遊べるゲームは一つだけですが、挑戦が進むにつれて少しずつ遊べる種類は増えていきます。

また店内では、店長と雑談する事も出来ます。それによると非売品や大会用のソフトばかり入荷してるんですがこの店長、一体何者なのか……。

なお前作から続投のゲームファンマガジンにも小さな変化があり、今回は昔懐かし銀はがしで裏技を見れるよう仕様変更されました。銀はがしはタッチペンで擦る事で剥がせます。


ゲーム内容にも若干の変更があり、前作では常にゲームは一人プレイでしたが今回はありの少年との対戦や協力プレイも行えるようになりました。これにより一層『友達と一緒に遊んでいる』感が増した形となります。

但しゲームの仕様上、リアル二人プレイには未対応。本作のゲームは前作同様どれも完成度が高く、リアル二人プレイでも盛り上がれそうだっただけにこの事を惜しむ声もあります。


また前作ではボイスはありの少年のものだけでしたが、本作では番組でナレーションを務めている菅プロデューサーのボイスも搭載されています。菅プロデューサーのボイスはスタートメニューや後述の「くぐれ!ギリジャンMAX」で聞く事が出来ます。


なお今回も前作同様エンディング後のサウンドテストモードがあるんですが、今回マイナーチェンジ版はマイナーチェンジ前の、本作では未使用の前作の音楽もまるっと聞ける豪華仕様。但し本作に完全未収録の前作ゲームの音楽は当然聞けませんし、本作ではスタートメニューで『さいしょから』を選ぶと本日の挑戦の挑戦記録と集めたボイスやシャツ、サウンドテストモードの出現も全てリセットされてしまう為注意が必要。


それでは今回も、収録ゲームを一つずつご紹介して参りたいと思います。今回は作中の説明書に載っているストーリー付き。



「ウィズマン」


一画面式のアクションゲーム。ナムコの「パックマン」に「ドルアーガの塔」を混ぜたような作り。

トップビューのドットイートアクションで、画面上のクリスタルを全て集めてステージをクリアし全32ステージを攻略するのが目標。前作の「コズミックゲート」の半分とは言え、やはりレトロゲームらしい豪快な面数。


以下はストーリー。半人前の魔法使いウィズンは、亡き父が探し求めた永遠の魔力を生み出すと言われる『アーサーの碑石』を求め、古代都市アヴァロンを訪れる。ウィズンが目指すは、アヴァロンにある『賢者の塔』の最上階。立ち塞がる、様々な困難と敵。ウィズンは果たして、見事『アーサーの碑石』を手に入れる事が出来るのだろうか――? といった感じになっています。


まずステージ上には赤と青、二種類のクリスタルが敷き詰められています。このクリスタルを全て集める事がゲームの目的となる訳ですが、ただ触れただけではクリスタルを取る事は出来ません。

ステージにはクリスタルの他に、同じく赤と青の二種類の杖が落ちています。この杖を取得すると、持っている杖と同じ色のクリスタルが取れるようになります。

杖は一種類しか持てず、違う種類の杖を取るとそちらの種類に切り替わります。こうして二つの杖を切り替えながら、二色のクリスタルを集めていくという訳です。

また杖を持っている時は、ステージ上をうろついている敵に攻撃を行う事が出来ます。攻撃ボタンを押すと、赤の杖なら炎の魔法、青の杖なら氷の魔法が一定時間目の前に現れます。これに敵がぶつかると、敵にダメージを与えられます。

しかし攻撃には相性があり、赤い敵に炎の魔法、青い敵に氷の魔法をぶつけてもダメージを与える事は出来ません。とはいえダメージは受けなくても方向転換はする為、完全に無駄という訳でもありません。

また中盤以降現れる紫の敵には、炎の魔法も氷の魔法もダメージを与える事は出来ません。これらの敵を倒すには、ある特殊なアイテムが必要になります。

ちなみに同じ色の杖は三つまで同時に持つ事が出来、杖が増えるほど設置出来る魔法の数が多くなり移動スピードも上昇します。但し杖の種類を切り替えると段階が一つ目に戻ってしまうので、切り替えるタイミングはよく考えて。


各ステージには赤と青、どちらの色でもない第三の杖『マジカルロッド』が隠されています。マジカルロッドはステージ毎に設定された条件を達成する事でステージ中央に現れ、取得すると赤と青、両方のクリスタルが取れるようになります。

マジカルロッドを取得した時点で通常の杖は姿を消すので、間違って上書きしてしまう心配もありません。一つのステージにマジカルロッドは全部で三本あり、それぞれ出現条件は異なっています。

またマジカルロッドによって出る光の魔法は、紫も含めた全ての色の敵を倒す事が出来ます。但し白い敵だけは、他の杖の魔法より多く魔法を当てないと倒れなくなります。

更にエンディングでは、集めたマジカルロッドの累計によって称号が贈られます。果たして最高ランクの称号を得る事は出来るでしょうか?


クリスタルは色だけでなく、大きさも大小に分かれています。小さいクリスタルよりも大きいクリスタルの方が、当然得点は高くなっています。

大きいクリスタルの中には、他よりも強く光っているものがあります。このクリスタルを他のどの大きいクリスタルよりも先に取ると、今度は別の大きいクリスタルが光り始めます。

そうして順番に光る大きいクリスタルを取っていくと、どんどん大きいクリスタル取得時の得点が上がっていきます。途中で光っていない大きいクリスタルを取ると大きいクリスタルが光らなくなり得点も元に戻ってしまうので、なるべくならコンボは繋げたいところ。

またよく見ると、光る大きいクリスタルとは別に時々だけ光る大きいクリスタルも……? こちらも連続取得が可能で、四つ集めると二つ先のステージまでワープ出来るようになります。

ワープした先のステージで更にワープする事も可能ですが、一つ要注意。ワープした先でミスをしてしまうと強制的にワープ前のステージまで戻され、連続ワープをしていた場合は最初にワープを行ったステージまで一気に戻されてしまいます。

ちなみにクリスタルを大小合わせて累計50個集める度に、ステージ中央に宝石が出現します。この宝石を取ると高い得点が入り、クリスタルの累計取得数が多くなるほど得点の高い宝石が出現するようになります。


奇数ステージで敵を倒すと、時々ベルを落とす事があります。このベルを取得すると、コインを集めるボーナスステージが始まります。

ボーナスステージが始まると敵とクリスタルが消え、そのステージでクリスタルを取得した部分にコインが配置されます。即ちベル取得までにクリスタルを取っていればいるほど、コインの量も多くなる訳です。

コインは累計100枚集める度、ステージ中央に1upトマトが出現します。スコアだけでなく、残機稼ぎのチャンスでもあります。

現れたコインを全て取るか制限時間がなくなると、ボーナスステージは終了。敵も最初から出現し直しになるので、緊急回避にも使えるかも?


偶数ステージの4では割り切れないステージでは、敵を倒すと鍵を落とす事があります。ですがこの鍵は、取得したステージでは使う事はありません。

偶数ステージの4で割り切れるステージで、敵が時々宝箱を落とします。この時鍵を持っていると、宝箱を開け中にある高得点の王冠を手に入れる事が出来るのです。

一度取得した鍵はどのステージの宝箱でも使えますが、宝箱を見逃したところでいい事は何もないので取得したらさっさと使ってしまいましょう。逆に鍵を持っていないのに宝箱が出てしまったら……ご愁傷様です。


ステージが進むと、左右の壁に紫色のワープゾーンが設置される事があります。このワープゾーンはウィズンが片方に入ると、もう片方から出てくるという仕組みになっています。

時には中央に壁が存在し、ワープゾーンを使わないと左右の行き来が出来ないようなステージも……。敵はワープゾーンを利用出来ない点を利用し、上手く敵をかわしながら利用しましょう。


ちなみにミス後の復活は戻り復活。但し取得したクリスタルはそのままになっているので、落ち着いて残りのクリスタルを集めましょう。



「無敵拳カンフー」


横スクロールアクションゲーム。ファミコンでは任天堂が発売したアイレムの「スパルタンX」の影響が見られます。

本編でメインのゲーム機である「ゲームコンピューター」のライバル機、「ENTER-M2000」で発売されたという設定。名前モチーフはセガの「SG-1000」でしょうが、中身はその後継機の「セガマークIII」の方に近くなっています。

全5面構成のステージを制限時間内にクリアし、ラスボスであるコウテイ将軍を倒すのが目標。「有野の挑戦状」シリーズではお馴染み二周でエンディング構成なので、実質全10面。


以下はストーリー。一子相伝の武術『無敵拳』。史上最強の呼び声も高かった無敵拳だったが、ある日、コウテイ将軍と名乗る謎の男に現無敵拳継承者である師が倒されてしまう。残されたのは無敵拳継承者候補である青年、アイチケンゴーただ一人。ケンゴーは師の仇を取る為、そして最強と呼ばれた無敵拳の誇りを取り戻す為、コウテイ将軍率いる武術家軍団に挑む。往け、アイチケンゴー。無敵拳の真の強さを見せてやれ――! といった感じになっています。


ケンゴーの基本攻撃は二つ。パンチ、そしてキックとなっています。

パンチはリーチが短く攻撃力も弱いですが、出が早く後述のコンボの起点にしやすい。キックは出が少し遅いですが、リーチが長く攻撃力も高い、という特徴をそれぞれ持っています。

攻撃を当てた際、ヒットマークが出ている時にタイミング良く次の攻撃を当てるとヒットマークの色が変わり、コンボ攻撃となって攻撃力が上昇します。コンボは最大三発まで繋げる事が出来、繋げた分だけ攻撃力もどんどん上がっていきます。

更に与えたダメージが敵の残り体力を大きく上回ると、敵を吹き飛ばす事が出来ます。吹き飛ばした敵に他の敵が触れると巻き込まれてダメージとなり、上手くいけば敵を纏めて一網打尽にする事もできます。

また吹き飛ばした敵に巻き込んで倒した敵は、『気』マークを落とします。これを四つ集める事で、一定時間の間『無敵拳』を発動する事が出来ます。

無敵拳発動中は一切のダメージを受けず、全ての攻撃の攻撃力が三倍になります。但し発動中は『気』マークは一切落ちないので、発動中に『気』マークを集めて永久無敵拳……といった事は出来ないようになっています。


中ボスとステージボスとの戦い中はスクロールが止まり、雑魚も出てこなくなります。中ボスを倒すとスクロールが再開し、ステージボスを倒すとステージクリアとなります。

雑魚が出ないという事は、実質無敵拳も使えないという事。敵の動きをよく見て、的確にダメージを与えていく事が求められます。

本作には無敵になれるような裏技もないので、ズルも出来ません。求められるのは忍耐力、そして分析力。


ちなみにミス後の復活は戻り復活。当然中ボスやステージボスの体力も全快するので、難易度はちょっと高め。


なお本作には対戦モードもあり、こちらではケンゴーと全く同じ条件のキャラを操るありの少年と戦う事になります。勝負は無制限一本勝負で、先に相手のライフを0にした方が勝利となります。

対戦中は時折『気』マークも降ってくるので、集めれば無敵拳発動も可能。但しこちらのモードでは発動中もダメージはきっちり受けます。



「デーモンリターンズ」


横スクロールアクションゲーム。任天堂の「スーパーマリオブラザーズ」とハドソンの「高橋名人の冒険島」を足して2で割ったような内容。

四つのステージに分かれた全4エリア、計16ステージを攻略し、さらわれた恋人である姫を救出するのが目標。二周しろと言われないのが幸い。


以下はストーリー。主人公と姫は恋人同士。しかし姫を自分の息子の花嫁にしようと企む冥界の女王の手によって姫はさらわれ、主人公も呪いでデーモンの姿に変えられてしまう。主人公は姫を救い出す為、デーモンの力を逆に利用し冥界の奥地にある冥界の女王の城を目指す。果たして主人公は冥界の女王を倒して姫を救い出し、無事人間の姿に戻る事が出来るのだろうか――? といった感じになっています。


まず主人公のデーモンくんは、最初は小さな姿です。この状態で敵に触れると、一発でやられてしまいます。

ですがパワーアップアイテムのムーンメダルを取る事で体が大きくなり、敵からの攻撃に一回だけ耐えられるようになります。更に大きい状態でもう一枚ムーンメダルを取ると、体色が緑に変わり離れた敵も攻撃出来るようになります。

但し緑になっている状態でも、敵から攻撃を受ければ一発で小さくなってしまうので注意。この辺は元ネタ準拠ですね。


デーモンくんの攻撃方法は二つ。踏みつけとスピンクローです。

踏みつけは、ジャンプで敵を踏みつけます。踏みつけられた敵はひっくり返って動きが止まり、その状態で体当たりをすれば倒す事が出来ます。但し中には踏みつけるとダメージを喰らう敵もいるので注意。

スピンクローは敵を爪でひっくり返します。踏みつけとの違いは、ひっくり返った敵が高速回転する事。回転中の敵を横から蹴るとその敵は地面に沿って飛んでいき、他の敵に当てれば纏めて倒す事が出来ます。ちなみに踏んでひっくり返した敵をスピンクローで改めて回転させるといった事も可能で、こうしないと回転しない敵もいます。

そしてスピンクローで回転させた敵を踏むと、その敵に乗りながら移動する『デビルライド』が可能になります。デビルライド中は移動スピードが大幅に上がり、敵とぶつかってもデビルライドが解除されるだけでダメージを受けなくなります。

更にライドした敵の種類によっても性能が変わり、ジャンプ力が上昇したり特定方向から敵にぶつかるとデビルライドが解除されずそのまま敵を倒せるなどの追加効果が加わります。この為どの敵にライドしていくか、というのも結構重要になってきます。

なおデビルライドは敵とぶつからなくても、自主的に解除する事も出来ます。これを利用し、通常では届かないような距離にある足場に飛び移る事も可能。


スピンクローで出来る事は攻撃だけではなく、ステージ上にある様々なギミックに働きかける事も出来ます。元ネタと違い、全て無強化状態でもOK。


ドクロブロックは破壊可能なブロック。中からアイテムが出てくる事もありますが、足場にもなるので、あんまり考えなしに壊すと後で困るかも。

アクマブロックは中に何かしらのアイテムが入っています。アイテムを出した後も引き続き足場として利用可能ですが、時にはマイナスアイテムが出てくる事も……。

アクマポットは中からアイテムか敵のどちらかが出てきます。更に中身が出終わった後、色が緑に変わると……?


画面上に、八つのリンゴの形をしたゲージがあります。これはいわゆる制限時間を表したもので、全てのゲージが芯だけになってしまうとミスとなってしまいます。

ゲージはステージ上にある、リンゴを取る事で回復します。リンゴは結構多めに配置されていますが、数には限りがあるのであまりモタモタしていると……。


道中にはデーモンくんを助けてくれる、様々なアイテムがあります。これらアイテムを有効活用する事が、クリアへの近道になります。


赤いリンゴはリンゴゲージを一つだけ回復します。プレイ中は最優先で取得していく必要のあるアイテムです。

ゴールドリンゴはリンゴ八個分、即ちリンゴゲージ全回復の効果があります。基本一つのステージに一個しか存在しないレアアイテム。

宝石は取ると高得点が入ります。アクマポットを開けると、たまに出てきます。

ソウルは元ネタで言うところのコインで、100個集める度に1up。ドクロブロックやアクマポットから入手出来る他、敵を倒す事でも出現します。

ムーンメダルは前述通り、デーモンくんをパワーアップさせます。これに限らず、メダル系は全てアクマブロックからの出現。

スパークメダルは一定時間、デーモンくんが無敵になります。但し即死穴に落ちれば普通に死にます。

1upメダルは文字通り、デーモンくんが1upします。取った後でミスをし、また同じ場所に来ても取る事が出来るので、これがあるステージでは死んでも決して諦めない事。

リンゴメダルは一定時間、見えないリンゴが見えるようになります。見えないリンゴはメダルを取得していない状態では取れないので、回収は手早く。

ドクロメダルはマイナスアイテムで、取るとデーモンくんがパワーダウンします。無強化状態で取るとリンゴゲージが物凄い勢いで減っていくので絶対取らないように!


緑になったアクマポットは中に入る事が出来、入るとボーナスステージに移動します。ボーナスステージには敵は一切出ず、リンゴとソウルを大量に手に入れる事が出来ます。

また中には、先のステージにワープ出来るアクマポットも……? 見つけられたらラッキー!と思っておきましょう。


ちなみにミス後の復活は戻り復活。アイテムは全部復活するので、立て直しは楽と言えば楽。



またちょっと文字数が多くなってきた為、残りは次回に。……今度は三回に分ける事になりそうな予感……。



とりあえず、今回はこれにて。

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