第一夜 スーパーマリオブラザーズ
一つ、ゲームの話でもしようか。
はい、第一夜めは最早説明不要のこのゲーム。
三十代四十代のオールドゲーマーの皆様は勿論、今の子供達でもプレイ経験のある子はいるのではないでしょうか。
今でこそ完成度が云々、なんて語られ方をしてますが、リアルタイム時代の筆者は勿論そんな事考えてません。
マリオがパワーアップすれば嬉しい。コインが貯まって1UP音がすれば嬉しい。うっかりミスで敵にぶつかったり、穴に落ちたりしたら悔しい。無事ゴール出来ればニッコリ笑顔。そんな感じで遊んでました。
当時はまだ小学校にも上がっていなかったのですが、大人のやるのを見ていたからでしょうか、ワープの場所や無限増殖なんかは当たり前のように知識にありました。ただ、知っているから出来るという訳は当然なく……。
大人になった現在はとりあえずワープを使ってクリアまではいけると思いますが、無限増殖は正直今でも怪しいと思います。下手くそここに極まれり。
当時嫌いだった敵は、まぁ、全部嫌いと言えば嫌いだったのですが、ファイヤーボールが効かないメットに空から攻撃してくるジュゲム、ファイヤーボールなしでは倒すのに時間がかかるハンマーブロス。この三匹が特に嫌いだった覚えがあります。クッパ? クッパは強かったですが何故かそれほど嫌いではなかった気がします。ボスだから?
道中は死にたくないので、とにかくファイヤーボールをばら蒔きながらじっくり進んでました。メットは下手に相手せず、かわす感じで。ジュゲムは登場したらすぐに高い所に登ってふんずけ……ようとして投げるものに当たるのもよくある話。ブロスはこちらがチビマリオで平地出現だったら……ミス確定。
都合何人のマリオを闇に葬ったのか、定かではありません……。
そういえば256面の裏技もあったこのゲームでしたが、筆者は大人になり、ネットを利用するまでこの技の事は知りませんでした。
ゲームを破壊しかねない技だったからなのか、それとも筆者の周りにたまたま伝わらなかっただけなのか。理由は定かではありません。
でも、今でもやらないと思います。只でさえ壊れかけなので……。
壊れかけでも、やはり実機はいとおしいのです。
とりあえず、今回はこれにて。