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第十七夜 スーパーマリオカート

一つ、ゲームの話でもしようか。



レースゲームというと、皆様はどんなイメージを持っていますか?

多分多くの人は、硬派でストイックなイメージを持たれているのではないかと思います。黙々とドライビングテクニックを磨き、己の腕一つでトップの座や最速タイムを目指す。事実、そういったレースゲームは数多いです。

しかしそんなレースゲームの中にも、いわゆるファミリー向けと言われる皆でわいわい遊べるゲームが存在します。

それが今回取り上げる、「スーパーマリオカート」です。


本作はスーパーファミコンが発売されて暫く経った頃、任天堂から発売されたレースゲームです。その名の通り総勢八名のマリオシリーズのキャラ達がカートに乗り、特色豊かなサーキットを走ってトップを目指します。

キャラ達は、二人ずつ計四種類の特徴に分かれています。マリオとルイージならば全てが平均的、ピーチ姫とヨッシーならば加速は速いが滑りやすい……といった感じです。これら特徴を踏まえてキャラを選ぶ事も、トップを取る為の大事な要素になります。

ここまでならいかにも普通のレースゲームですが、本作が普通のレースゲームと一線を画する要素としてアイテムの存在があります。アイテムはコース上の『?』パネルを踏む事でルーレット抽選で手に入り、一定距離を猛ダッシュ出来る、設置する事で敵カートに攻撃出来る、などそれぞれバラエティに富んだ効果を持っています。

いわゆる『ハズレ』のアイテムは存在せず、皆何かしらのお得な効果を持っていますのでどんどん取りに行けるのも強みです。と言っても設置系のアイテムは自分にも効力を及ぼす為、くれぐれも過信は禁物です。

サーキット毎の、ステージギミックも豊富です。例えばドーナツ平野コースでは地面からチョロプー(モグラのキャラクター)が飛び出してきてぴったり張り付き、こちらの最高速度を落としてきますしクッパ城コースでは至る所にドッスン(石のキャラクター)が落ちてきて通行の邪魔をしたり、キャラを踏み潰したりしてきます。敵カートはこれらギミックをすいすいすり抜けていくのが、ちょっぴり憎たらしいところです。

ゲームモードも豊富です。規定サーキットを計五つ回って順位を競う基本のグランプリモードからアイテムやギミックを廃し、好きなサーキットを選んでストイックに最速タイムを目指すタイムアタックモード、同じく好きなサーキットを選んで二人だけで順位を争うVSモードに、専用のコースを巡って相手の風船を先に全て割った方が勝ちという一風変わったバトルモードとその遊び方は多岐に渡ります。レースゲームとしては対戦モードが多いのも特徴で、ここが皆でわいわい遊べる楽しさに一役買っています。


本作における筆者の使用キャラはノコノコ。クリボーと並ぶマリオシリーズの代表的な雑魚ですが、本作ではプレイヤーキャラとして抜擢されています。

ノコノコの特徴は圧倒的な滑りにくさ。最高速度こそ全キャラ最低ですが、加速も悪くなく、説明書にも初心者向けとして紹介されているキャラです。

当時ノコノコと共に幾多のサーキットを駆けた筆者ですが、上級グランプリになればなるほど難易度は上がり、レースゲームが元々あまり得意でない筆者は完走するだけでやっとの有り様でした。レースゲームが得意な友達に上級グランプリをクリアして貰ったのも、今ではいい思い出です。

また本作のタイムアタックモードには筆者よりも筆者の父がハマっておりまして、マリオを相棒に次々と好タイムを連発しておりました。あれから二十年以上経ちましたが、筆者は今でも当時の父の記録を抜く事が出来ません。


この後もマリオカートシリーズは任天堂の様々な機種で発売され、現在も任天堂の人気シリーズの一つとなっています。レースゲームは敷居が高い、という方も、一つ試しにやってみるのは如何でしょうか?



とりあえず、今回はこれにて。

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