第十二夜 ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?
一つ、ゲームの話でもしようか。
「ロックマン」というゲームシリーズがあります。
ファミコン時代から現在に至るまで続いている人気アクションシリーズで派生作も多く、全てのソフトを合わせると延べ三十本は超すのではないかと思われます。
アクションゲームが苦手な筆者がマリオシリーズの他にクリア出来る数少ないシリーズである本作は、その多彩なアクション性から、多くのゲームキッズを魅了してきました。
今回は、そんな筆者とロックマンシリーズとの出会いとなった作品。
「ロックマン3」について、語らせて頂こうかと思います。
「ロックマン3」は、その名の通りロックマンシリーズ三作目に当たるファミコンのアクションゲームです。プレイヤーは主人公ロックマンを操り、突如暴走を始めた八体のロボット達を打倒するのが目的となります。
面は全部で八つあり、それぞれ任意の順番でクリアする事が出来ます。各面の最後に待ち受けるボスロボットを倒すと、それぞれのボスロボットが使っていた武器を使用する事が出来るようになります。
これら武器はそれぞれ別のボスロボットの弱点となっておりまして、どの順番で面をクリアしていくか、も攻略の重要な要素の一つになっています。
八体のボスロボットを倒しても、それで終わりではありません。前作「ロックマン2」のボスロボットの能力を持ったロボット軍団の襲撃、ロボット達を暴走させた黒幕の出現、そして度々ロックマンの前に現れる謎のロボット・ブルース……。作中にて実際に語られるストーリーはごく僅かですが、その一連の流れは、なかなかドラマ性の強いものに仕上がっています。
また、本作から登場のロックマンのサポートロボット・ラッシュの存在も忘れてはいけません。時に潜水艦、時に飛行機となってロックマンを手助けしてくれるラッシュの存在は、攻略に欠かせない要素の一つです。
本作で思い出深いのは、手強いボスロボット群。楽な相手なら初期装備でも勝てるのですがそれ以外の大半は弱点武器を使用する事前提の強さになっており、慣れないうちは弱点武器を使っても苦戦する事も珍しくありません。それどころか何も考えずに弱点武器を連打した結果エネルギー不足で使用不能になり、一転大ピンチなんて事も……。
また道中も、決して手を抜いてはおりません。巧みに配置された敵やギミックはランダム要素が少なく『死んで覚える』を地でいくもので、何度もプレイするうちに自分のプレイアビリティが上昇していくのを実感させてくれます。
骨太ながら、アクションゲーム初心者にも取っ付きやすいと思われる本作。もし機会があれば、是非プレイしてみては如何でしょうか?
とりあえず、今回はこれにて。