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ジャンケン勝負〜何でも言う事を〜

だいぶ短いです

「それが本当なら運が良いってレベルじゃないぞ」


突拍子ないサキの幸運自慢、それは普通なら嘘だと切り捨てるような内容だ。サキの表情などからは決して嘘を言ってるようには見えない。


「じゃあ試してみようか」


「えっ?」


「ジャンケン3回勝負ね!

ただのジャンケンじゃつまらないし私が一度でも勝てなかったら何でも言う事を1つだけ聞いてあげます!

その代わり私が三連勝したら何でも言う事を1つ聞いてください!」


「何でも?」


「はい!3周回ってワンと言うとか小さいものでも、身体を自由にするとか大きいこともオッケーです!

まあ私が勝てないわけないですけどね!

じゃあいきますよ!

じゃーんけーんぽい!」


賭け事の提案と突然の掛け声に戸惑いつつ、思考速度が上がっている俺はテレビなどで観たジャンケンを突然開始させた場合グーを出しやすいというのを思い出した。

サキがその効果を狙ってジャンケンを始めた可能性を考えチョキを出した。


結果は……


「なっ」


「うん、やっぱり私は運がいい!」


サキはグーを出していた。


「じゃあサクサクいっちゃうよ!

じゃーんけーんぽい!」


俺は何も考えずに手を出し結果負けた。


「あと一勝で私の三連勝ですよ!

じゃあ最後のジャンケンいきますよ!

じゃーんけーん」


別にこんな野生児っぽい子に何かいやらしい事をする気はないが、せっかくのチートも使わずに負けるのは勿体ないと思いサキの出す手がわかるところで時を止めた。


「チョキか」


俺は勿論、手をグーの形にして時間を戻した。


「へくちっ」


「俺よりもチートじゃないか」


サキの手はクシャミにより開かれパーとなり、俺は負けてしまった。


「俺に出来ることは何でもするよ」


「んー特に今は何もないから貸しで!」


「それはそれで怖いなっと話が逸れちゃったけど、まだ聞いておかないといけない事があったんだった」


「なんですか?」


「もう十分チート級な運の持ち主だから必要ないと思うんだけど、チートが欲しければ神様が「チートなんていりませんよ!」……うん、そういってくれて助かるよ」

チートを使っても負けてしまう展開を増やしていきたい…

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