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事案〜性犯罪者系主人公〜

主人公を死なせたい欲求が…

「あわわわわわわ」


……やっちまった。

服が燃え大事な部分が丸見えな状態で遭遇してしまった少女にスライムにやられたせいで俺は変態じゃないと弁明するつもりで急いで捕まえたのだが服を着忘れているためはたから見たら完全に性犯罪者だ。

とりあえず服を創造し着た。


「えっと誤解なんだ」


「ち、近づかないでください!」


「……」


どうしよう。

相手は赤の他人だし二度と会う機会もないかもしれない。誤解されたままでも大丈夫かもしれないが、それは嫌だ。

というか実際に服を着忘れ捕まえた時点で誤解でも何でもない。何で追ってしまったんだ。

完全に墓穴を掘ってしまった。

うん、言うだけ言って逃げよう。


「俺は決して変態じゃない!

服はスライムのせいで燃やされて裸同然だったんだ!

裸で君を捕まえたのは気が動転してたんだ!

というわけでさようなら!」


全速力で走って逃げた。

ソニックブームを起こして服が再び破れていってるが頑丈な服を創造したから被害はそこまで大きくない。


そのままのスピードで次にやる予定だった依頼場所へ走った。元々時間指定などない依頼なのでスライムの方は最後に戻ってやればいい。


「次はファンタジー系代表の魔物ゴブリンか」


気を切り替えてゴブリンの巣が視認できる範囲に来た。


さてエロ漫画とかだとゴブリンの巣には女にとって最悪な状況になっているとこだが幸いこの世界の魔物は生殖行為をしないで増殖するためそんな展開は待ってないない。

なので気負わず魔法が放てる。


「複数の属性を同時に使ってみるか」


右手に風と雷を渦のように溜め、左手には水と土を同じく渦のようにして溜めて4つの属性が混ざり合うようにゴブリンの巣に向けて発射した。


ドガッドガァアアアアン!


「うおおおおおおおおおおおお!?」


ゴブリンの巣に当たった瞬間、巨大な爆発が起こり俺はそれに巻き込まれ吹っ飛ばされたが爆発の威力はドンドン大きくなるので咄嗟に時間を停止させ何とか死なずに済んだけど。


「服が爆発で吹っ飛んだ」


さっきのことがなければ魔法の威力に大はしゃぎ出来たんだろうけど思い出して何か萎えてしまった。


「というかこの威力は本当にやばいな。

余波だけで俺自身も結構飛ばされたし絶対クレーターとかになるよ」


どうしよう、この爆発がどこまで大きくなるかもわからないし時間停止を解くのは危険だ。


「あっそうだ闇属性を使おう」


闇属性魔法は黒色の煙のようなものを生み出す。

それはあらゆるものを破壊、吸収、崩壊、侵食など様々なことが出来る。


「爆発を破壊や吸収したら何か悪化しそうだし侵食させて消滅させるか」


時間停止している状態で爆発に影響を与える事は出来ないが時間が動き出した瞬間に魔法を発動させ侵食させるために爆発を闇で纏った。


「時間を戻してっと……よし成功」


闇が徐々に小さくなり完全に消滅した。


「さて、また誰かに見つかる前に服を創造しないとな」

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